20日、プロバスケットボールリーグのbjリーグは、12月29日に新潟市の朱鷺メッセで開催するオールスターの概要を発表した。特別協賛契約を結んだBSフジが生中継と再放送(08年1月1日)を行う。
(写真:前列は新潟のチアリーダー。後列は左から河内コミッショナー、BSフジの北林社長、オールスターのイメージキャラクターであるウメちゃん)

 BSフジは06年11月から毎週金曜日午後11時に「プロバスケ! bjリーグtv」を放送中。MVP(最優秀選手賞)に贈られる賞金100万円を出資する。同局の北林由孝社長は「局の柱となるスポーツコンテンツを探している時にbjリーグと出会った。このように良質なものを世間の皆さんにお伝えしたい」と語り、bjリーグの河内敏光コミッショナーは「(BSフジには)我々の『スポーツだけどエンターテイメント』という部分に共鳴して頂けた。来年も支援したいと思って頂けるようなオールスターにしたい」と笑顔で話した。

 昨季のオールスターが西地区の沖縄で開催されたこともあり、今季は東地区の新潟が夢の舞台となる。河内コミッショナーは「様々なチームから立候補の申し出があったが、新潟アルビレックスBBがリーグ立ち上げの際にきっかけをつくったこともあり、全会一致で(新潟に)決まった」と開催地決定の経緯を明かした。
(写真:オールスターのロゴは、新潟で年末に観測される初雪と、新潟のチームカラーのオレンジとブルーをイメージしてつくられた)

 1チームは10名。ブースター投票と主催者推薦で5名ずつ選ばれる。bjリーグの公式サイドなどで11月23日(金)から12月2日(日)まで投票を受け付けている。河内コミッショナーは「昨季のダンクコンテストは外国人しか参加しなかったけれど、日本人にも素晴らしいアスリートがいる。オールスターに選ばれなくても、是非、出てほしい」と話し、新潟の小菅直人選手、高松の竹田智史選手、富山の橘佳宏選手らに期待を寄せていた。

 昨季は、王者大阪がいるウェスト有利と予想されていたが、イーストが圧勝した。今季はどのスターが夢のようなプレーを見せてくれるのか。ゲームは14時にティップオフ。

<河内コミッショナー「新たな申請届いている」>

 また、河内コミッショナーは来季以降の新規参入について「今のところ4、5チーム申請がきている。それも今まで落選したチームではない」と新たな申請が届いていることを明かした。既に来季はオーエスジーと滋賀レイクスターズの2チームの参入が決まっている。河内コミッショナーは「嬉しいことに行政もリーグの参入に前向きになってくれている。それは地域密着という我々の理念にもあっている」とリーグの拡大に手応えを感じている様子だった。

※ブースター投票は以下のbjリーグ公式サイトで受付中。12月2日(日)締め切りです!
>>bjリーグ公式サイト

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