第90回「夕涼み」 〜愛媛FC夕涼み会〜
8月25日(土)、「愛媛FC夕涼み会」という一風変わったファン感謝イベントが南海放送サンパークにて行われた。このイベントは2007ファンクラブ入会者限定で、またホームゲームの翌日だったので、当初、客の入りを心配していたのだが、蓋を開けてみれば、300名を超える大勢のサポーターや家族連れのファンが集い、大変な賑わいとなった。
(写真:焼きそば屋になった(?)羽田敬介選手<右>)
私もイベントを楽しむべく、仕事を早々に済ませてサンパークに入った。時刻は、午後5時をまわり、辺りは夕暮れに包まれ始めていた。入場口で手続きを済まし、まずは第一会場に到着。数々の露店が建ち並び、カレーや焼きそば、かき氷にポップコーン、ジュースなど飲食物が販売されている。
「でも、ちょっと待てよ……。お皿にカレーを注いでいるのは、江後賢一選手に金守智哉キャプテン? 焼きそばを炒めているのは、羽田敬介選手?」。なんと、お馴染みの愛媛FCの選手たちが各屋台を仕切って、ファンの皆に飲食物を振舞い、スマイルサービスを展開しているではないか! このイベントは愛媛FC史上、今までにない程の『おもしろイベント』と言えるのかもしれないぞ。それが証拠に、いつも大人しい選手たちが予想以上に乗り気になっていて、怖いくらいだ。
(写真:目隠しをしながら、見事にスイカを仕留めた子供) ミニコーナーではスイカ割りを子供たちと楽しむ森脇良太選手や大山俊輔選手、それに関根永悟選手と笹垣亮介選手を発見。おのおのが仮装をして、ちょっとしたイタズラも飛び出す。なんとも楽しげだ。子供たちが挑戦していたキックターゲットでは、『これがお手本』とばかりにジョジマール選手が大人気ないほどの強烈なシュートを放っていた。どの光景からも、普段からは想像できないような選手たちの『弾けっぷり』が見受けられ、こちらも自然と心が弾んでくる。
第2会場では、8月にロングパイル人工芝(日本サッカー協会公認)が新設されたばかりの美しいグラウンド上でサッカー大会が開かれていた。選手たちとのミニサッカー対決では、子供たちばかりでなく、お父さんたちやおじさんたちも無邪気にボールを追いかけ、新しい人工芝の感触を思う存分、楽しんでいた。
クラブハウスの屋内会場では、ホットケーキお絵かき大会が開催され、女性陣で賑わっていた。その大会に参加していた望月一仁監督が、何か『やらかした(失敗した)』らしい。詳細は不明だ……。
イベント終盤には、ビンゴ大会とジャンケン大会が行われ、選手たちの愛用品がサイン付きで当選者にプレゼントされていた。好きな選手のお宝をゲットしようと、子供のサポーターたちが、ビンゴの掛け声に一喜一憂している姿も微笑ましく感じた。
(写真:子供とたわむれる森脇良太選手<左>と大山俊輔選手<右>) この日、選手たちからは、普段の試合のピッチ上では見られないような穏やかな表情や笑顔も見受けられ、ファンとの交流を心から楽しんでいる様子がうかがえた。終始、笑顔の絶えない素晴しいイベントで、私自身も本当に楽しいひと時を味わうことができた。
イベントの最後に、この日の楽しい催しへの御礼という意味で、私たちサポーターから「熱くなれ!」という応援コールを選手たちに贈り、続いて選手、サポーター、ファンが皆一緒になって「エヒーメ・エフシー!」コールを連呼。陽もすっかり暮れたサンパークの夜空に、熱いコールと太鼓の音が鳴り響いていた。
望月監督が最後に楽しい催しを締めてくれた。「今日は、楽しいひと時を過ごさせて頂き、ありがとうございました。今度は、スタジアムで皆が楽しめ、喜び合える様な試合をしたいと思います」
シーズン半ばの忙しい時期にも関わらず、ファンのために、楽しいイベントを開催してくれた愛媛FC事務局や選手、スタッフの方々には心から感謝申し上げたい。このイベントを通じ、選手、スタッフ、サポーターの結束力は一段と強固なものになったことと思う。私たちもリーグ戦終盤に向けて、より一層の応援、支援活動に励んでいきたいと感じている。
※お知らせ
9月30日(日)、2007J2第43節・愛媛FC対徳島ヴォルティスが、ホーム(愛媛県総合運動公園陸上競技場)にて行われます。これが今年最後の四国ダービー。現在、サポーターの力を集結し、「観客1万人を動員しよう!」という計画を、サポーターの有志で推進しております。今こそ、愛媛FCサポーターの底力を全国に見せつける時。今年最後の四国ダービーを価値あるものにするため、是非、皆で盛り上げましょう! 1万人動員計画キャンペーンの詳細は、こちらのブログをご覧下さい。
松本 晋司(まつもと しんじ)プロフィール
1967年5月14日生まれ、愛媛県松山市出身。
愛媛FCサポーターズクラブ「Laranja Torcida(ラランジャ・トルシーダ)」代表。2000年2月6日発足の初代愛媛FCサポーター組織創設メンバーであり、愛媛FCサポーターズクラブ「ARANCINO(アランチーノ)」元代表。愛媛FC協賛スポンサー企業役員。南宇和高校サッカー部や愛媛FCユースチームの全国区での活躍から石橋智之総監督の志に共感し、愛媛FCが、四国リーグに参戦していた時期より応援・支援活動を始める。
(写真:焼きそば屋になった(?)羽田敬介選手<右>)
私もイベントを楽しむべく、仕事を早々に済ませてサンパークに入った。時刻は、午後5時をまわり、辺りは夕暮れに包まれ始めていた。入場口で手続きを済まし、まずは第一会場に到着。数々の露店が建ち並び、カレーや焼きそば、かき氷にポップコーン、ジュースなど飲食物が販売されている。
「でも、ちょっと待てよ……。お皿にカレーを注いでいるのは、江後賢一選手に金守智哉キャプテン? 焼きそばを炒めているのは、羽田敬介選手?」。なんと、お馴染みの愛媛FCの選手たちが各屋台を仕切って、ファンの皆に飲食物を振舞い、スマイルサービスを展開しているではないか! このイベントは愛媛FC史上、今までにない程の『おもしろイベント』と言えるのかもしれないぞ。それが証拠に、いつも大人しい選手たちが予想以上に乗り気になっていて、怖いくらいだ。
(写真:目隠しをしながら、見事にスイカを仕留めた子供) ミニコーナーではスイカ割りを子供たちと楽しむ森脇良太選手や大山俊輔選手、それに関根永悟選手と笹垣亮介選手を発見。おのおのが仮装をして、ちょっとしたイタズラも飛び出す。なんとも楽しげだ。子供たちが挑戦していたキックターゲットでは、『これがお手本』とばかりにジョジマール選手が大人気ないほどの強烈なシュートを放っていた。どの光景からも、普段からは想像できないような選手たちの『弾けっぷり』が見受けられ、こちらも自然と心が弾んでくる。
第2会場では、8月にロングパイル人工芝(日本サッカー協会公認)が新設されたばかりの美しいグラウンド上でサッカー大会が開かれていた。選手たちとのミニサッカー対決では、子供たちばかりでなく、お父さんたちやおじさんたちも無邪気にボールを追いかけ、新しい人工芝の感触を思う存分、楽しんでいた。
クラブハウスの屋内会場では、ホットケーキお絵かき大会が開催され、女性陣で賑わっていた。その大会に参加していた望月一仁監督が、何か『やらかした(失敗した)』らしい。詳細は不明だ……。
イベント終盤には、ビンゴ大会とジャンケン大会が行われ、選手たちの愛用品がサイン付きで当選者にプレゼントされていた。好きな選手のお宝をゲットしようと、子供のサポーターたちが、ビンゴの掛け声に一喜一憂している姿も微笑ましく感じた。
(写真:子供とたわむれる森脇良太選手<左>と大山俊輔選手<右>) この日、選手たちからは、普段の試合のピッチ上では見られないような穏やかな表情や笑顔も見受けられ、ファンとの交流を心から楽しんでいる様子がうかがえた。終始、笑顔の絶えない素晴しいイベントで、私自身も本当に楽しいひと時を味わうことができた。
イベントの最後に、この日の楽しい催しへの御礼という意味で、私たちサポーターから「熱くなれ!」という応援コールを選手たちに贈り、続いて選手、サポーター、ファンが皆一緒になって「エヒーメ・エフシー!」コールを連呼。陽もすっかり暮れたサンパークの夜空に、熱いコールと太鼓の音が鳴り響いていた。
望月監督が最後に楽しい催しを締めてくれた。「今日は、楽しいひと時を過ごさせて頂き、ありがとうございました。今度は、スタジアムで皆が楽しめ、喜び合える様な試合をしたいと思います」
シーズン半ばの忙しい時期にも関わらず、ファンのために、楽しいイベントを開催してくれた愛媛FC事務局や選手、スタッフの方々には心から感謝申し上げたい。このイベントを通じ、選手、スタッフ、サポーターの結束力は一段と強固なものになったことと思う。私たちもリーグ戦終盤に向けて、より一層の応援、支援活動に励んでいきたいと感じている。
※お知らせ
9月30日(日)、2007J2第43節・愛媛FC対徳島ヴォルティスが、ホーム(愛媛県総合運動公園陸上競技場)にて行われます。これが今年最後の四国ダービー。現在、サポーターの力を集結し、「観客1万人を動員しよう!」という計画を、サポーターの有志で推進しております。今こそ、愛媛FCサポーターの底力を全国に見せつける時。今年最後の四国ダービーを価値あるものにするため、是非、皆で盛り上げましょう! 1万人動員計画キャンペーンの詳細は、こちらのブログをご覧下さい。
松本 晋司(まつもと しんじ)プロフィール
1967年5月14日生まれ、愛媛県松山市出身。
愛媛FCサポーターズクラブ「Laranja Torcida(ラランジャ・トルシーダ)」代表。2000年2月6日発足の初代愛媛FCサポーター組織創設メンバーであり、愛媛FCサポーターズクラブ「ARANCINO(アランチーノ)」元代表。愛媛FC協賛スポンサー企業役員。南宇和高校サッカー部や愛媛FCユースチームの全国区での活躍から石橋智之総監督の志に共感し、愛媛FCが、四国リーグに参戦していた時期より応援・支援活動を始める。