第104回全国高校野球選手権大会の準決勝が20日、阪神甲子園球場で行われ、仙台育英(宮城)が7年ぶり3度目、下関国際(山口)が春夏通じて初となる決勝進出を決めた。第1試合で同じ東北勢の聖光学院(福島)と対戦した仙台育英は、序盤から打線が爆発。2回表に打者14人で一挙11得点をあげるなど、終始試合の主導権を譲らず18対4で大勝した。第2試合では、準々決勝で強豪・大阪桐蔭を下した下関国際と、好投手の山田陽翔を擁する近江(滋賀)が対戦。下関国際は2対2の同点で迎えた6回表に森凜琥の2点二塁打で勝ち越すと、7回にも追加点をあげ、相手先発の山田を攻略した。守っても近江打線を3回の2点のみに抑え、8対2で快勝した。決勝は22日の14時プレーボール予定。

 

◇準決勝

 遠藤太胡、二塁打2本含む3安打!

仙台育英(宮城)

18=0112|002|201

4=100|003|000

聖光学院(福島)

 

 2番手・仲井慎、8回2失点の好投

下関国際(山口)

8=101|002|130

2=002|000|000

近江(滋賀)