8日、北海道日本ハムのトレイ・ヒルマン監督が西武との試合後に会見を開き、今季限りでの退団を表明した。理由は「子供に安定した環境を与えたいため」と述べたヒルマン監督。現在は来季以降については何も決定していないという。
 球団は慰留を求めていたが、ヒルマン監督の意志がかたいことから断念。次期監督は未定だ。

 ヒルマン監督は2003年に日本ハムの監督として就任。4年目の昨年、同球団を25年ぶりのリーグ優勝、さらには44年ぶりの日本一に導いた。その強さは健在で、日本ハムは現在パ・リーグの首位を守り、2年連続での日本一に向けて熱戦を繰り広げている。

 果たして、今回のことがチーム内にどんな影響を与えるのか。今後の同球団の戦いぶりが注目される。
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