1日(日本時間2日)、U-20サッカー日本代表は「U-20ワールドカップ」1次リーグF組初戦でU-20スコットランド代表と戦い、3−1で快勝した。前半34分にFW森島のゴールで先制すると、後半にも2点を追加。その後、1点を返されたものの逃げ切った。

◇7月2日、カナダ・ビクトリア
U-20日本代表 3−1 U-20スコットランド代表
【得点】
[日] 森島康仁(43分)、梅崎司(57分)、青山準(79分)
[ス] キャンベル(82分)
 日本が19本ものシュートを放ち、スコットランドを圧倒した。
 先制点が生まれたのは前半43分。DF槇野が相手バックラインに放り込んだボールをDFがクリアミス。こぼれたボールに森島が詰め、GKがクリアしようとしたボールを胸にあて、最後は右足で無人のゴールへ流し込んだ。

 後半に入っても、日本の勢いは衰えず。12分、ミドルエリアでパスを受けたMF梅崎がゴール前まで持ち込み、低い弾道のシュートを左隅へ突き刺して2−0。34分には、MF青山の強烈なミドルシュートをGKがファンブルし、3点目を奪った。37分に1点を返されたが、3−1のまま試合終了。初戦を白星で飾り、3大会連続の決勝トーナメント進出に向けて好スタートを切った。

 日本は、コスタリカを破ったナイジェリアを得失点差で上回り、F組首位。4日(日本時間5日)に行われる第2戦のコスタリカ戦で勝てば、グループリーグ突破が決まる。

<先制ゴールを決めた森島康仁選手のコメント>
「(先制ゴールの場面では)胸に当たりました。「どこかに当てよう」と思って無我夢中で追っていったら、当たったのでよかったです。前半の内容はよかったし、後半になってからもボール回せた。もっとできたと思う。自分はGKと1対1の場面を外したので、もっと点がとれるように頑張りたい」

<2点目を決めた梅崎司選手のコメント>
「立ち上がりからゴールを狙っていたが、いいシュートができなかった。後半はどうしても点がほしかったので、(2点目を奪えたのは)よかった。(スコットランドについて)映像を見る限り、日本が勝てると思っていた。今日は、自分たちのサッカーを信じて、やり通せて、本当によかった。次のコスタリカ戦が勝負。切りかえてやっていきたい」

<日本代表出場選手>

GK
林彰洋
DF
福元洋平
槙野智章
安田理大
内田篤人
MF
青山準
田中亜土夢
⇒藤田征也(78分)
梅崎司
柏木陽介
⇒森重真人(90+2分)
FW
森島康仁
河原和寿
⇒青木孝太(69分)
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