横浜vs智弁和歌山、決勝は甲子園の名門対決 ~第97回選抜高校野球大会第10日~

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 28日、第97回選抜高等学校野球大会第10日が兵庫・阪神甲子園球場で行われた。準決勝第1試合は、横浜(神奈川)が健大高崎(群馬)に5-1で勝利。第2試合は、智弁和歌山(和歌山)が浦和実業(埼玉)を5-0で破った。決勝は30日12時30分開始。

 

◇準決勝

 

 先発・織田、7回無失点の力投

健大高崎(群馬)

1=000|000|001

5=101|030|00X

横浜(神奈川)

 

 昨年秋の関東大会決勝と同カード。序盤に先制した横浜は5回、6者連続出塁で3点をあげ、リードを広げた。打っては1番・奥村凌大(3年)が4安打でチャンスメイク。守っては織田翔希(2年)と奥村頼人(3年)のリレーで、最終回の1失点に抑え、危なげなく勝利。横浜は19年ぶり4度目の選抜優勝を狙う。関東大会でも涙をのんだ健大高崎、史上4校目の選抜連覇はならなかった。

 

 渡辺と宮口による完封リレー

浦和実業(埼玉)

0=000|000|000

5=203|000|00X

智弁和歌山(和歌山)

 

 甲子園常連校・智弁和歌山と初出場・浦和実業の対戦。智弁和歌山は初回、福元聖矢(3年)と荒井優聖(3年)の連続タイムリーで、18回連続無失点中の石戸颯汰(3年)から2点を先制した。3回には犠飛と敵失で3点を追加。5点のリードを渡辺颯人(3年)と宮口龍斗(3年)が無失点で守り切った。7年ぶりの選抜決勝で、2度目の優勝を目指す。石戸は完投したものの、浦和実業の快進撃はベスト4で止まった。

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