第335回 「謝辞」 ~サポーターから選手たちへと伝える想い~
「未だ長いトンネルを抜け出せないままの愛媛FCトップチーム。このまま、日の光を浴びることは出来ないのだろうか」
2025明治安田J2リーグは現在(第28節終了時点)、最終盤戦へと突入。残りは僅かに10試合のみとなっている。そんな中、愛媛FCは20チーム中20位の最下位。
スポーツという勝負事の世界に関わっている以上、勝利の喜びを分かち合う至福のひと時に出会うこともあれば、現在のような厳しい時節に巡り合うことも多々ある。この最悪の状況に対峙し、気分的に落ち込むサポーターやファン、支援者の方々もいらっしゃるかと思う。
ただ、ピッチ上の選手達は諦めることなく、今も全力で戦っている。何かの縁で愛媛に集まった選手たち。愛媛のエンブレムを身に着け、私達の故郷のために戦ってくれている。愛媛県を愛し、この地域に関わる私たちが彼らを見捨てる訳にはいかない。
一部のサポーターも表現しているが『チームを応援することは、選手に対し感謝を伝える行為である』と常々思っている。
『一生懸命走ってくれて、ありがとう』
『得点を決めてくれて、ありがとう』
『愛媛ゴールを守ってくれて、ありがとう』
これらの感謝の思いをコールやチャントに込めて、声や手拍子で選手たちに伝えているのだと考えている。
私たちの感謝の気持ちが選手たちに伝われば、彼らの背中を押し進めるエネルギーへと変わっていくはず。今こそ我々サポーターの役割や存在意義を、もう一度見つめ直し、試合へ臨むべき時なのではないだろうか。その先には、何らかの光明を見い出せるに違いない。
これからも愛媛FCサポーターとして愛媛へ集った選手たちを信じ、感謝の気持ちを伝え続けていきたいと、私は感じている。
さて、トップチームとは異なり「高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2025四国」にて(第9節終了時点)首位を、ひた走る愛媛FC U-18チーム。
そのプリンスリーグ四国は現在、約2か月間の中断期間に入っている。この間、選手たちは休んでいた訳ではなく、7月に行われた「第49回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」(全国大会)には四国代表として出場。
予選を全勝して出場権を勝ち取った愛媛FC U-18チームだったが、この全国大会(1次リーグ戦)では残念ながら総得点数という僅かの差で、グループステージにて敗退となってしまった。
それでも上位カテゴリーであるプレミアリーグ(EAST)参戦中のFC東京U-18に「1-1」で引き分けたり、プレミアリーグ(WEST)参戦中のアビスパ福岡U-18には「2-0」で勝利するなど、素晴らしい活躍振りを魅せてくれた。
今回のカップ戦にてプレミアリーグ参戦中のチームと互角に渡り合った愛媛FC U-18。自信を深めた彼らが目指す場所は、もちろん「プレミアリーグ」である。
それには先ず、プリンスリーグ四国を制する必要があり、9月から再開されるリーグ戦には、より一層強い気持ちで臨んでもらいたい。
『プリンスリーグ2025四国:第9節。県立今治東中等教育学校VS.愛媛FC U-18の一戦は、9月6日(土)北条スポーツセンター陸上競技場にて午前10時キックオフ』
愛媛FCレディースが参戦する「2025プレナスなでしこリーグ1部」も、約2か月間のサマーブレークを終え、8月31日(日)に行われたアウェイ戦からシーズン終盤戦へと突入。
9月6日(土)には、いつもの愛媛県総合運動公園球技場ではなく、大きな会場であるニンジニアスタジアム(最大収容人数:約2万人)にてホームゲームが行われる。
しかも今季最初で最後のナイターマッチ(午後7時キックオフ)として開催されるので要注目だ。
この日は、我々サポーターも試合に挑む選手たちを勇気付けるため、チャントやチームコールを歌って選手バスを迎え入れる「入り待ち」を行う予定にしている。
選手バスの到着時刻は、当日(9/6)の午後4時30分頃になるので、サポーターやファンの皆さんも早めにスタジアムへ足を運び、「入り待ち」に、ご参加いただきたい。
愛媛FCレディースは現在(第16節終了時点)「4勝7敗5引き分け(勝ち点17)」で2025プレナスなでしこリーグ1部(12チーム中)10位。1部残留圏内ではあるが厳しい状況。
自動降格や入れ替え戦は何としても免れたいので、皆さんの応援や支援での選手たちの後押しをお願いしたい。
『2025プレナスなでしこリーグ1部:第17節。愛媛FCレディースVS.ヴィアマテラス宮崎の一戦は、9月6日(土)ニンジニアスタジアムにて午後7時キックオフ。』是非、この機会に各会場へご来場ください。
「この過酷な夏に全力で戦い続ける愛媛の選手たち、ありがとう。そして、青井葦人(小林有吾 先生)、本当にありがとう!」

<松本 晋司(まつもと しんじ)プロフィール>
1967年5月14日、愛媛県松山市出身。愛媛FCサポーターズクラブ「Laranja Torcida(ラランジャ・トルシーダ)」代表。2000年2月6日発足の初代愛媛FCサポーター組織創設メンバーであり、愛媛FCサポーターズクラブ「ARANCINO(アランチーノ)」元代表。愛媛FC協賛スポンサー企業役員。南宇和高校サッカー部や愛媛FCユースチームの全国区での活躍から石橋智之総監督の志に共感し、愛媛FCが、四国リーグに参戦していた時期より応援・支援活動を始める。