第337回 「連覇」 ~プリンスリーグ2025四国での愛媛FC U-18チームの活躍~
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグへの復帰を目指し、今季(2025シーズン)もプリンスリーグ四国で戦う愛媛FC U-18チーム。
9月に入り、中断期間が明け再開された「プリンスリーグ2025四国」は、いよいよ終盤戦へと突入した。
9月6日(土)、(第9節終了時点)首位の愛媛FC U-18チームは北条スポーツセンター陸上競技場にて県立今治東中等教育学校と対戦。
前半29分、田中碧選手のゴールで愛媛FCが先制するも後半に追い着かれ、最終スコア「1-1」の引き分けに終わった。
前半(序盤)の戦い方は、まずまず良かったのだが、後半に入ってから相手チームの修正もあり、敵陣でのボールの繋がりが悪くなったことで、なかなか決定機を創り出すことができなくなった印象である。
10節は勝ち点を1だけ積み上げることになったが、それでもリーグ戦にて首位の座をキープした。
9月13日(土)に行われた第11節では、ホーム(愛フィールド梅津寺)にて高知高校と対戦。
エース青木壱清選手や田中選手らの活躍で大量9得点の愛媛FCがスコア「9-0」で快勝。
9月20日(土)に行われた第12節でも(高校1年生の)仙波隼太郎選手のゴールを皮切りに俵拓斗選手などの活躍もあり、愛媛FCが5得点をマーク。最終スコア「5-0」でFC今治U-18を降した。
中2日で行われた第13節(9月23日)では、カマタマーレ讃岐U-18をホームに迎え対戦。
前半に俵選手や仙波選手がゴールを決め、愛媛FCがゲームを優位に進めた。試合終了間際には青木選手による止めの一撃で、最終スコア「3-0」で勝利。
第14節は、前節から中3日の9月27日(土)に行われ、アウェイにて四国学院大学香川西高校と対戦。
前半、相手に先制を許すものの、仙波選手の得点で追い着き、後半に俵選手のゴールで逆転。
更に石原拍選手のゴールも飛び出し、スコア「3-1」で愛媛FC U-18チームが逆転勝利を飾った。
10月4日(土)には、ホームにて第15節が行われ大手前高松高校と対戦。
.jpg)
セットプレー。ゴール前の攻防。(第15節)
菅範十選手のゴールで勢いに乗ると、俵選手のハットトリックが飛び出すなどもあり、これまた大量8得点の愛媛FCが、最終スコア「8-0」で大勝利を収めた。
同時期に開催されていた「第79回・国民スポーツ大会(サッカー競技)」へ主力選手を含む9名を送り出していたため、選手層が手薄になっていた15節。誰もが心配していたが、蓋を開けてみると控え選手たちが、その穴をしっかりと埋める活躍を“魅せ”てくれ、素晴らしい勝利をもたらせた。
翌週の10月11日(土)に行われた第16節では、藤井学園寒川高校と対戦。
立ち上がり、田中選手のゴールで先制したものの、なかなか追加点を取ることができない愛媛FC。それでも後半25分に青木選手のビューティフルゴールで勝利を一気に引き寄せ、終盤には仙波選手の得点でダメ押し。最終スコア「3-0」で愛媛FC U-18チームが勝利し6連勝をマークした。
.jpg)
優勝を決めたホームゲーム。(第16節)
第16節の愛媛FCの試合後、(同日)他会場にて行われたリーグ戦2位の徳島ヴォルティスユースが試合に敗れたため、残り2試合を残して愛媛FC U-18チームの「プリンスリーグ2025四国」での優勝が決定した。
愛媛FC U-18は、昨年に続き連覇を達成。これにより、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2025プレーオフ(プレミアリーグ参入チーム決定戦)への出場権を得ることに成功した。
12月12日(金)から始まるプレーオフ(トーナメント)には、各地域のプリンスリーグ王者チームらが集い、ハイレベルな戦いが繰り広げられる。
それだけに四国チャンピオンの愛媛FCであっても厳しい戦いを強いられることが予想される。昨年はトーナメント1回戦で敗退という悔しい結果に終わった。
それでも今年の愛媛FC U-18チームは、リーグ戦やカップ戦を通じて短期決戦をものにできる体力と精神力を身に付けていると感じられるので、卒団した先輩たちの想いも背負って、本大会では存分に力を発揮し、勝利への本気の拘りを見せてもらいたい。

<松本 晋司(まつもと しんじ)プロフィール>
1967年5月14日、愛媛県松山市出身。愛媛FCサポーターズクラブ「Laranja Torcida(ラランジャ・トルシーダ)」代表。2000年2月6日発足の初代愛媛FCサポーター組織創設メンバーであり、愛媛FCサポーターズクラブ「ARANCINO(アランチーノ)」元代表。愛媛FC協賛スポンサー企業役員。南宇和高校サッカー部や愛媛FCユースチームの全国区での活躍から石橋智之総監督の志に共感し、愛媛FCが、四国リーグに参戦していた時期より応援・支援活動を始める。