鍵山優真が銀、佐藤駿が銅メダル! ~フィギュアスケート男子シングル~
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子シングル・フリースケーティング(フリー)が13日(日本時間14日未明)、ミラノ・アイススケートアリーナで行なわれた。ショートプログラム(SP)、フリースケーティング(フリー)の合計により、鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)が銀メダル、佐藤駿(エームサービス/明治大)が銅メダルを獲得した。三浦佳生(オリエンタルバイオ/明治大)は13位だった。金メダルはミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が獲得した。世界選手権王者のイリア・マリニンは8位だった。
SP9位スタートだった佐藤は、フリーで186.20点、合計274.90点とした。SP2位だった鍵山は、フリーで176.99点、合計280.06点となった。
SP5位だったシャイドロフは、フリーで198.64点、合計291.58点。逆転で金メダルを獲得した。SPを首位で発進したマリニンはジャンプでミスが重なり、フリーの得点は156.33点、合計264.49点だった。
佐藤は粘り強く「火の鳥」を滑り切った。冒頭の4回転ルッツ、トリプルアクセル(3回転半)+1オイラー+3回転サルコー、4回転+3回転トーループをリズムよく決めていく。その後も4回転トーループなどを成功させた。最後のジャンプとなる3回転ルッツこそ若干着氷が乱れたように映ったが、氷に手をつくなどといったミスなくフィニッシュ。初出場の五輪で見事、銅メダルを胸に飾った。
鍵山は青、黒、金の衣装で「トゥーランドット」を滑った。4回転サルコーの着氷は乱れ、挑戦を宣言していた難易度の高い4回転フリップは手をついた。しかし、ステップではレベル4の評価を引き出した。美しい音楽に乗せ、伸びのあるレイバック・イナバウアーを披露するなど、観客を魅了した。鍵山は演技終了後、やや悔しさをにじませたような表情を見せたものの、4回転フリップにトライするなど、全力でやり切った。
メダルの色が確定すると、佐藤は涙し、鍵山はその佐藤をたたえたシーンが印象的だった。
(文/大木雄貴)