第341回 「再生成」 ~愛媛FC 2026キックオフフェスタ~
新シーズンを迎えた愛媛FCトップチーム。今季(2026シーズン)は、新監督・大木武さんを迎え、新加入選手10名を含む31名の選手でチームを始動。新たな志しを胸に、先ずは「J2・J3百年構想リーグ」へと挑んでいく。
1月12日(月)、新シーズンの到来を告げる「愛媛FC(百年構想リーグ)キックオフフェスタ」が今年も松前総合文化センター広域学習ホール(伊予郡松前町)にて開催された。
寒波到来による極寒の中、また昨年のリーグ戦での不振もあり、お客様の来場(入場者数)を心配していたが、当日の会場には約600名のファンやサポーター、支援者達が詰め掛け、熱気あふれる満員御礼のイベントとなった。
私は今回も太鼓を会場へと持ち込み、来場されたサポーターやファンの皆さんと一緒に「愛媛FCコール(基本コール)」で選手たちへエールを送らせていただくことになった。イベント開始10分前、ステージへと登壇させて頂き、愛媛FCコールを会場の皆さんと一緒に事前練習。二度目のJ3降格を経験したチームに向けて『もう一度、奮起し這い上がって欲しい!』という気持ちを込めて、今回の事前練習では、ガンジンルーさん達が歌唱&演奏する、愛媛FCサポートソング「My Home Ground」の一節を会場の皆さんと一緒に歌わせていただいた。
「何度もー! 何度もー! 立ち上がってみせるー! 諦めはしないとー誓ったのだーからー! 上からー下までー、青春のど真ん中―!ただ頑張っているー!プライドのたーめにー!」(My Home Groundの一節。)
選手たちにも、この想いが伝わってくれていたら有難い。
時計は午後3時を回り、キックオフフェスタがスタート。イベントの最初には、新しく愛媛FCの代表取締役社長に就任された村上茉利江さんが登壇し、会場の皆さんへ向けて挨拶された。
「熱いファンやサポーターの皆さんの想いに応えるため、今年は本気で勝利を目指します」
運営面のキーワードとして、リジェネラティブを掲げ、再生・再生成を持続し、次世代へと繋いでいくことが出来るクラブを実現したい。」などと述べられ、今季のクラブスローガンを発表。
百年構想リーグ及び2026/2027シーズンのクラブスローガンは「戦覇超昇(せんぱちょうしょう)」。
戦覇(せんぱ):激しい戦いの中で、泥臭く「覇(は)」を掴み取ること。勝利への執念を剥き出しにし、結果に責任を持つこと。
超(ちょう):対峙する相手を徹底的に知り、その期待や予測を超えていくこと。その過程で生まれる不安や限界をも超え、突き抜けること。
昇(しょう):戦い、覇を掴み、超え続ける。その連鎖の先にのみ、私たちが本来あるべき場所、J2、そしてJ1へと「昇る」道が開かれる。
「戦覇超昇」という4文字には、以上のような意味(想い)が込められているそうだ。
そして、このスローガンを掲げ「最短でのJ2リーグ復帰を目指します!」と新シーズンへの意気込みを語られていた。
イベントは進み、今季の新ユニフォームやトレーニングウェアの紹介などがおこなわれる。
その後、チームスタッフが登壇され、大木監督が挨拶。「皆さんの心が温まるようなゲームをしますので是非、スタジアムに来て、応援してください。宜しくお願い致します。」とコメント。
メインイベントでは新シーズンを戦う31名の選手達が登壇。新加入選手の紹介や挨拶などがおこなわれ、客席からは温かい拍手が各選手へと送られていた。
その後のコーナーでは、楽しいゲームを交え、試合では見ることが出来ない選手たちの素顔が披露されるなど、会場は大盛り上がり。
ゲーム中は各選手の反応やコメントも面白く、終始笑顔が溢れるイベントとなった。
イベントの最後には、地元・愛媛県松山市出身の曽根田穣選手が挨拶をおこなった。
「監督が、ここはサッカーの会社だ。このクラブの問題は勝てば全て解決する。と仰っていました。この1年半、勝って最短でJ2へ復帰出来るように僕たち選手は、今日から努力していきます。皆さんもひとつになって愛媛FCファミリーとして共に戦いましょう。宜しくお願いします!」と語った。
Jリーグの「秋春制」移行へ向け、我々が体感したことがない活動スケジュールとなる今年。私たちサポーターもイレギュラーな事柄に直面し、戸惑うこともあるかもしれないが、それでも慌てることなく、クラブを信じ「勝利」へ向けて万全の準備を整えていくことが先決なのかもしれない。