ワイルドナイツ、スピアーズとの白熱のシーソーゲーム制す ~リーグワン~
14日、「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2025-26」第11節が東京・秩父宮ラグビー場で行なわれ、埼玉パナソニックワイルドナイツがクボタスピアーズ船橋・東京ベイを32-30で下した。
ホワイトデー開催となった9勝1敗同士の上位対決は白熱のシーソーゲームとなった。昨季の対戦成績はプレーオフを含め1勝1敗1分けの五分。いずれも4点差以内の接戦だった。直近はプレーオフ準決勝、スピアーズが28-24で勝利した。ホワイトデーといえばバレンタインデーのお返しを贈ること日として、日本では一般的だが、ワイルドナイツにとってはプレーオフでの借りを返し、白星を掴みとりたいという思いだろう。
先制したのは青のジャージーを身に纏ったワイルドナイツだ。SO山沢拓也、WTB竹山晃暉らを中心にキッキングゲームを駆使し、敵陣でのプレーする時間を増やした。前半12分、CTBダミアン・デアレンデが抜け出し、トライエリア右中間に右手を伸ばし、トライを奪った。
対するスピアーズもWTBハラトア・ヴァイレアのPGで点差を詰めると、24分にはSH藤原忍が果敢にアタックし、逆転トライを挙げた。コンバージョンキックをSOバーナード・フォーリーが決め、5点のリードを奪った。
31分に山沢がPGを決め、2点差に。その3分後、山沢が自陣でのカウンターアタックから個人技で魅せる。ショートパントを自らキャッチし、前進すると裏に蹴り出す。無人のスペースに転がった俊足の竹山が追い付き、ドリブルしてトライエリアまでボールを運んだ。山沢がコンバージョンキックを決め、ワイルドナイツが15-10と再逆転して前半を終えた。
後半最初のスコアはスピアーズだ。3分、WTB根塚洸雅のトライとフォーリーのゴールで18-15と再々逆転。しかし直後にLOルアン・ボタが危険なクリーンアウトでイエローカード。山沢のPGで点差を詰められたものの、LOデーヴィッド・ブルブリングがゴールポストの間に飛び込んだ。フォーリーのコンバージョンキック、FBショーン・スティーブンソンのPGでリードを9点に広げた。
ワイルドナイツは1トライ、1ゴールで2点差に迫る。フォーリーのPGで突き放されたが、終盤粘りのアタックを続ける。30フェーズを超える猛攻で80分経過を報せるホーンが鳴った後も耐えるスピアーズを振り切り、FB野口竜司がフィニッシュ。同点に追いつくと、難しい角度のコンバージョンキックを山沢が決めて、最後に試合をひっくり返した。