大阪桐蔭、史上最多タイ5度目のセンバツⅤ ~第98回選抜高校野球大会第11日~

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 31日、第98回選抜高校野球大会決勝が兵庫・阪神甲子園球場で行なわれ、大阪桐蔭(大阪)が智辯学園(奈良)を7-3で破った。大阪桐蔭は2020年以来4年ぶり、史上最多タイの5度目のセンバツ優勝。春夏通じ、決勝戦は10戦全勝となった。

 

◇決勝

 

 大阪桐蔭、先発全員11安打

大阪桐蔭(大阪)

7=012|000|400

3=001|101|000

智辯学園(奈良)

本塁打 (智)逢坂1号ソロ

 

 11度目の近畿勢同士の決勝戦。先制したのは大阪桐蔭だ。2回表1死二塁から、中村剛也(埼玉西武ライオンズ)を父に持つ中村勇斗(2年)がライト前タイムリーを放つ。3回表は1死一、三塁で藤田大翔(3年)が右中間にタイムリーツーベース。2点を追加しリードを広げた。

 

 序盤は大阪桐蔭のペースで進んだが、智辯学園も反撃に転じる。3回裏、粘って四球を選んだ八木颯人(3年)を三塁に進め、2番・志村叶大(3年)のボテボテの当たりはチーム初安打となるタイムリー内野安打となり、まず1点を返した。4回裏、先頭の4番・逢坂悠誠(2年)がツーベースで出塁し、送りバントで1死三塁。北川温久(3年)がボール球を完璧なスクイズで1点差に詰め寄る。さらに6回裏、1死から逢坂がライトスタンドに同点弾。智辯学園が追いついた。

 

 直後の7回表、大阪桐蔭は3連打で無死満塁。内海竣太(3年)がこの日初めての四球をもぎ取り、押し出しで1点勝ち越した。1死後、内野ゴロの間にもう1点を加えた。さらに2死二、三塁の場面でキャプテン黒川虎雅(3年)がレフト前に痛烈な2点タイムリーを放ち、これで4点差とした。智辯学園は7回裏、2死一、二塁と反撃したが得点には結びつかず、準々決勝で見せた大逆転劇の再現とはならなかった。

 

 智辯学園のエースの杉本真滉(3年)は、140キロ台中盤の直球を軸に7回を10奪三振と奮闘したが、全試合登板での疲労が7回のピッチングに表われた。一方、大阪桐蔭の背番号10・川本晴大(2年)は140キロ台後半の直球中心に、9回を150球15奪三振3失点で、左腕対決を制した。

 

(文/手塚俊兵)

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