プロスポーツという徹底した実力の世界。そこで毎年結果を出しつづける者たちがいる。イチロー、野茂、松井秀喜、高橋尚子……。こうしたトップ選手たちはなぜ、年々進化を遂げるのか?いきなりスーパーマンへと変わることはできない。だが、自らの中に眠っている鉱脈を自らの手で探し当てることはできる。自己を否定し「変身」するのではなく、足りない部分を補い、サビのついた部分を磨き上げる――「自己再生」を繰り返すことで一流は一流でありつづけている。そう著者は分析する。

第1章 「超」一流の自己再生術
第2章 一流への「再生」術
第3章 人と組織を「変える」技術
第4章 旧体制からの「再生」は可能か

(PHP新書/定価:660円+税/二宮清純)