野村克也、マル秘ノートを大公開! 〜BS朝日『勝負の瞬間』、28日放送〜

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 当HP編集長の二宮清純がインタビュアーを務めるBS朝日の番組『勝負の瞬間(とき)』が28日(日)、21:00より放送されます。この番組では毎回、各スポーツから一流たちをお招きし、トップを極めたテクニックと、その思考法に迫ります。これまでのスポーツ番組とは一味違ったインタビュードキュメントです。今回は日本プロ野球が誇る知将、東北楽天・野村克也監督をお招きします。
(写真:「あと10年は監督を」。二宮のお願いに笑顔の野村監督)
 当サイトでは番組に先駆けて、野村監督とのインタビューの一部を紹介します。

二宮: 球界広しといえども、監督ほど野球が好きな方はいらっしゃらない。監督と野球についてお話をさせてもらううちに、その思想が深まり、奥義に近づいている感覚がするんです。お会いするたびにいつも勉強させてもらっています。
野村: 一言で言えば、典型的な野球バカですよ。野球以外のことは何にも興味がないし、分からない。だから、いつも女房にバカにされる(笑)。

二宮: 今日も試合時間は3時間ほどかかりましたが、その中で試合展開や、勝負のアヤを読み取って、監督は「ああしたら良かった、こうしたら良かった」と常に考えている。それは大変でもあり、楽しい作業だと?
野村: そうですね。「後悔先に立たず」ということが野球には随所にある。今日も相手の作戦をエンドランだって見抜いて判断しているのに決断ができなかった。「外せ」という指示を出せない。ファールになったから良かったですけど、これって何でだろうと反省しましたよ。歳かなぁと思ったりね(笑)。最近、歳のせいにして逃げている自分がいるんです。

二宮: なるほど。判断ではなく決断が大事なんですね。
野村: そう決断ですよ。判断はできる。はっきりと何かの基準があればね。あとの決断は賭けですよ。吉と出るか凶と出るかやってみないと分からない。

二宮: 決断するためには判断をしなくてはいけない。判断するためには明確な根拠が必要になる。だから常に考えて野球に取り組まなくてはいけないということですね。
野村: 判断と決断を1球1球、絶えず繰り返す。野球はその積み重ねですよ。
>>この続きは番組をお楽しみ下さい。

 番組後半では、野村監督が自らの野球観や人生哲学をまとめたノート『野村の考え』を大公開。打撃論、捕手論、配球論から雑学まで、ノートをひもときながらインタビューは大いに盛り上がります。「配球を考える上で一番重要なことは、打者に何かひとつ以上過剰に意識させる配球、マーク度と球種を考えるべきである」「いいリードは、打者観察と打者分析と試合状況の把握と見抜く力、洞察力、推理力、それに記憶力、判断力にかかっている」……。二宮が配球論のさわりを披露すると、「これをキャッチャーが見たら、キャッチャーをやるのが嫌になりますよ」と野村監督が苦笑いする一幕も。この他にも、ノートにつづられた珠玉の言葉の数々をご紹介します。

 この『勝負の瞬間』は月1回ペースで2010年3月まで全12回シリーズでお届けしています。7月は4大会連続のW杯出場に貢献したサッカー日本代表のセンターバック、8月は夢のロンドン五輪出場を目指し、海外移籍を決めたハンドボーラーが登場予定。野村監督編の放映に合わせ、5月に反響を呼んだバスケットボール・田臥勇太編も27日(土)13:00〜再放送されます。ぜひ合わせてお楽しみください!

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