メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは10日、ア・リーグでニューヨーク・ヤンキースが4−3のサヨナラでミネソタ・ツインズを下し、連勝。リーグチャンピオンシップ進出へ王手をかけた。2点を追う9回裏、主砲のアレックス・ロドリゲスが同点2ランを放って追いつくと、延長11回にマーク・テシェイラがサヨナラ本塁打を打って試合を決めた。ア・リーグのもう1カードはロサンゼルス・エンゼルスが4−1でボストン・レッドソックスを破り、こちらもディビジョンシリーズ突破へ王手をかけた。
 ヤンキースでは松井秀喜が「5番・DH」で先発出場したが、3打数無安打に終わった。レッドソックスの日本人3投手の出番はなかった。11日はナ・リーグのディビジョンシリーズ第3戦が行われる。

◇ア・リーグ
 テシェイラ、延長制すサヨナラ弾(ヤンキース2勝、ヤンキー・スタジアム)
ミネソタ・ツインズ      3 = 000001020 00
ニューヨーク・ヤンキース 4 = 000001002 01×(延長11回)
勝利投手 ロバートソン(1勝0敗)
敗戦投手 ミハレス(0勝1敗)
本塁打   (ヤ)ロドリゲス1号2ラン、テシェイラ1号ソロ

【松井成績】
 3打数0安打
第1打席 四球
第2打席 見逃し三振
第3打席 一ゴロ
第4打席 三飛

 イズテュリス、勝ち越し打(エンゼルス2勝、エンゼル・スタジアム)
ボストン・レッドソックス   1 = 000100000
ロサンゼルス・エンゼルス 4 = 00010030×
勝利投手 ウィーバー(1勝0敗)
敗戦投手 ベケット(0勝1敗)
セーブ   フエンテス(1S)