愛媛FCは14日、松山市内で2010シーズンの新体制を発表した。イヴィッツア・バルバリッチ監督の下、J昇格後最高の8位以上を目指す今季は、クロアチアよりフラーノ・フルカッチュフィジカルコーチを招聘。FCシロキ・ブリェーグ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)ではバルバリッチ監督の下で同様にフィジカル部門を受け持っており、ケガ人が多いクラブの変革に着手する。またGKコーチには08年までサガン鳥栖のコーチを務めていた笹原義巳氏が就任。昨季までトップチームを指導していた石丸清隆コーチ、山中亮GKコーチはユースの担当にまわる。
 また補強面では新たにヴァンフォーレ甲府を戦力外になっていたGK鶴田達也選手を獲得。ブラジル、スペイン、イングランドでプレー経験のあるブラジル人ボランチのドウグラス・リナルディ選手も加入が決まった。これにより現時点の選手数は27名で、昨季Jクラブ最小で開幕を迎えた時の人数(23面)を4人上回っている。なお、昨季途中で愛媛入りしたDFチアゴは契約満了での退団が決定した。