メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは12日、ナ・リーグでサンフランシスコ・ジャイアンツがアトランタ・ブレーブスを3−2で下し、対戦成績を3勝1敗としてリーグチャンピオンシップ進出を決めた。ジャイアンツは1−2と1点ビハインドの7回、コディ・ロスのタイムリーなどで逆転。終盤の継投で全試合が1点差ゲームとなった今回のシリーズを制した。ブレーブスの斎藤隆は、この日も出番がなく、1998年以来続いていた日本人選手のプレーオフ出場が途絶えた。また2005年の井口資仁(ホワイトソックス、現千葉ロッテ)から毎年、日本人の所属チームがワールドチャンピオンに輝いていたが、その可能性も今季は消滅した。ジャイアンツとフィラデルフィア・フィリーズとのチャンピオンシップは17日よりフィリーズの本拠地シチズンズバンク・パークで開幕する。
◇ナ・リーグ
 ロス、同点弾と勝ち越し打(ジャイアンツ3勝1敗、ターナー・フィールド)
サンフランシスコ・ジャイアンツ 3 = 000001200
アトランタ・ブレーブス       2 = 001001000
勝利投手 バムガーナー(1勝0敗)
敗戦投手 ロウ(0勝2敗)
セーブ   ウィルソン(2S)
本塁打  (ジ)ロス1号ソロ
       (ブ)マキャン1号ソロ