メジャーリーグのワールドシリーズは2日、第5戦が行われ、3勝1敗で王手をかけていたサンフランシスコ・ジャイアンツがテキサス・レンジャーズを3−1で下し、1954年以来6度目のワールドシリーズ制覇を決めた。54年当時はニューヨークに本拠地があり、58年にサンフランシスコへ移転してからは初の栄冠に輝いた。第1戦同様、ジャイアンツがティム・リンスカム、レンジャーズがクリフ・リーの投げ合いとなったゲームは、ジャイアンツが7回、エドガー・レンテリアの3ランで先制。リンスカムは相手の反撃をソロアーチ1本にとどめ、最後は抑えのブライアン・ウィルソンが締めた。レンジャーズは球団創設50年目で初のシリーズ出場だったが全般的に打線が振るわず、力尽きた。
 レンテリア、値千金の一発でMVP!(ジャイアンツ4勝1敗、レンジャーズ・ボールパーク)
サンフランシスコ・ジャイアンツ 3 = 000000300
テキサス・レンジャーズ      1 = 000000100
勝利投手 リンスカム(2勝0敗)
敗戦投手 リー(0勝2敗)
セーブ   ウィルソン(1S)
本塁打  (ジ)レンテリア2号3ラン
       (レ)クルーズ1号ソロ