新戦力が活躍、再開初戦も白星 〜Jリーグ ディヴィジョン2 第8節〜
◇4月24日 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 4,516人
東京ヴェルディ 1−2 愛媛FC
[東京V] 土屋征夫(35分)
[愛媛] 齋藤学(19分)、ジョジマール(24分)
開幕戦以来、約1カ月半ぶりの公式戦。中断期間中に台頭した新戦力がしっかりと機能し、開幕戦に続く、勝利をモノにした。
まずは左サイドのMF小笠原侑生だ。京都産業大から加入したルーキーは、この日がJデビュー戦。前半5分、中央でボールを持つと、相手DFを引きつけつつ、左サイドに抜け出したFW齋藤学へうまく展開。齋藤のシュートはバーの上を越えていったが、攻撃のかたちをつくった。
そして1点を先制した後の23分には、左サイドから果敢なドリブルをみせ、相手PA内に侵入。「スピードに乗っていたので、もう止まれなかった」。たまらず相手DFが倒してPKを獲得し、追加点につなげた。
「緊張したが、声をかけてもらって落ち着いてプレーできた」
前半に飛ばしすぎたせいか、後半は動きが落ちた点を差し引いても、余りある働きだった。
同じく、この日がデビュー戦となったDF前野貴徳(立命館大)も左サイドバックで安定した守りをみせた。「コミュニケーションをとって、(マークの)受け渡しをしっかりすることを意識した」。特に後半は幾度となく続いたなくピンチにも集中力を切らさず、連係して守りきった。
さらに最後の砦となったGK萩原達郎も今季から愛媛にやってきた。10年間在籍したベガルタ仙台では、控えに甘んじ、リーグ戦の出場はわずか1試合。公式戦のピッチに立ったのは3季ぶりだった。だが、前半にセットプレーから1点を失った以外は、ゴールを割らせなかった。
前日、古巣の仙台が川崎フロンターレに逆転勝ちを収めた一戦を宿舎で観戦。「仙台で応援してくれたファンのためにもいいプレーを見せたい」と一層、気持ちが高まったという。愛媛でもベテランGK川北裕介に次ぐポジションではあるが、イヴィッツア・バルバリッチ監督も「今日の動きについては万全だった」と評価を与えた。
小笠原も前野も愛媛FCジュニアユース、ユースの出身。中断期間中に行われたトレーニングマッチでアピールし、この日のスタメンを勝ち取った。育成がカギを握る地方クラブにとって、2人のデビューは大きな価値を持つ。
中断期間中にケガで戦列を離れた齋藤、MF赤井秀一も、リーグ戦再開に間に合った。左ヒザを痛めていた齋藤は決して足の状態が万全でない中、スピードを武器にヴェルディゴールを脅かした。前半19分の先制弾も相手のミスで得たボールをゴール前まで持ち込み、DFをかわして冷静に右足を振りぬいた。同じくスピードのあるジョジマールとの2トップで、得点力不足に泣いた愛媛にひとつの攻撃スタイルが生まれつつある。
後半に入っては防戦一方で、指揮官も「引き分けでもおかしなくなかった」と振り返った試合で得た勝ち点3。中断期間中は攻守がかみ合わず、決してチーム状態は良くなかった。それでも結果が出せたところに、これまでのチームとは一味違う“強さ”を感じる。
<両チームメンバー>
愛媛FC
GK 15 萩原達郎
DF 13 関根永悟
18 池田昇平
28 高杉亮太
7 前野貴徳
MF 6 田森大己
19 越智亮介
16 赤井秀一
23 小笠原侑生 → 4 渡邊一仁(55分)
FW 9 ジョジマール → 24 福田健二(86分)
27 齋藤学 → 11 石井謙伍(79分)
東京ヴェルディ
GK 26 柴崎貴広
DF 2 福田健介
17 土屋征夫
20 深津康太 → MF 19 阿部拓馬(HT)
18 森勇介
MF 10 菊岡拓朗
21 小林祐希 → 8 高木善朗(80分)
14 富澤清太郎
16 飯尾一慶 → FW 11 マラニョン(72分)
FW 7 河野広貴
25 平本一樹
東京ヴェルディ 1−2 愛媛FC
[東京V] 土屋征夫(35分)
[愛媛] 齋藤学(19分)、ジョジマール(24分)
開幕戦以来、約1カ月半ぶりの公式戦。中断期間中に台頭した新戦力がしっかりと機能し、開幕戦に続く、勝利をモノにした。
まずは左サイドのMF小笠原侑生だ。京都産業大から加入したルーキーは、この日がJデビュー戦。前半5分、中央でボールを持つと、相手DFを引きつけつつ、左サイドに抜け出したFW齋藤学へうまく展開。齋藤のシュートはバーの上を越えていったが、攻撃のかたちをつくった。
そして1点を先制した後の23分には、左サイドから果敢なドリブルをみせ、相手PA内に侵入。「スピードに乗っていたので、もう止まれなかった」。たまらず相手DFが倒してPKを獲得し、追加点につなげた。
「緊張したが、声をかけてもらって落ち着いてプレーできた」
前半に飛ばしすぎたせいか、後半は動きが落ちた点を差し引いても、余りある働きだった。
同じく、この日がデビュー戦となったDF前野貴徳(立命館大)も左サイドバックで安定した守りをみせた。「コミュニケーションをとって、(マークの)受け渡しをしっかりすることを意識した」。特に後半は幾度となく続いたなくピンチにも集中力を切らさず、連係して守りきった。
さらに最後の砦となったGK萩原達郎も今季から愛媛にやってきた。10年間在籍したベガルタ仙台では、控えに甘んじ、リーグ戦の出場はわずか1試合。公式戦のピッチに立ったのは3季ぶりだった。だが、前半にセットプレーから1点を失った以外は、ゴールを割らせなかった。
前日、古巣の仙台が川崎フロンターレに逆転勝ちを収めた一戦を宿舎で観戦。「仙台で応援してくれたファンのためにもいいプレーを見せたい」と一層、気持ちが高まったという。愛媛でもベテランGK川北裕介に次ぐポジションではあるが、イヴィッツア・バルバリッチ監督も「今日の動きについては万全だった」と評価を与えた。
小笠原も前野も愛媛FCジュニアユース、ユースの出身。中断期間中に行われたトレーニングマッチでアピールし、この日のスタメンを勝ち取った。育成がカギを握る地方クラブにとって、2人のデビューは大きな価値を持つ。
中断期間中にケガで戦列を離れた齋藤、MF赤井秀一も、リーグ戦再開に間に合った。左ヒザを痛めていた齋藤は決して足の状態が万全でない中、スピードを武器にヴェルディゴールを脅かした。前半19分の先制弾も相手のミスで得たボールをゴール前まで持ち込み、DFをかわして冷静に右足を振りぬいた。同じくスピードのあるジョジマールとの2トップで、得点力不足に泣いた愛媛にひとつの攻撃スタイルが生まれつつある。
後半に入っては防戦一方で、指揮官も「引き分けでもおかしなくなかった」と振り返った試合で得た勝ち点3。中断期間中は攻守がかみ合わず、決してチーム状態は良くなかった。それでも結果が出せたところに、これまでのチームとは一味違う“強さ”を感じる。
<両チームメンバー>
愛媛FC
GK 15 萩原達郎
DF 13 関根永悟
18 池田昇平
28 高杉亮太
7 前野貴徳
MF 6 田森大己
19 越智亮介
16 赤井秀一
23 小笠原侑生 → 4 渡邊一仁(55分)
FW 9 ジョジマール → 24 福田健二(86分)
27 齋藤学 → 11 石井謙伍(79分)
東京ヴェルディ
GK 26 柴崎貴広
DF 2 福田健介
17 土屋征夫
20 深津康太 → MF 19 阿部拓馬(HT)
18 森勇介
MF 10 菊岡拓朗
21 小林祐希 → 8 高木善朗(80分)
14 富澤清太郎
16 飯尾一慶 → FW 11 マラニョン(72分)
FW 7 河野広貴
25 平本一樹