メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは6日、ナショナルリーグで王手をかけられた2チームがいずれも勝利し、リーグチャンピオンシップ進出をかけた戦いは最終第5戦に持ち越された。アリゾナ・ダイヤモンドバックスは1点を先制された初回にライアン・ロバーツのグランドスラムなどで一挙5点を奪い、逆転。その後も得点を重ね、粘るミルウォーキー・ブルワーズを振り切った。ブルワーズの斎藤隆は4点ビハインドの8回に5番手で登板。得点圏に走者を背負ったが無失点に抑えている。
 またセントルイス・カージナルスは1点ビハインドの4回、デービッド・フリースの2点タイムリーで逆転に成功。フリースは6回にも2ランを放ち、フィラデルフィア・フィリーズを突き放した。両カードとも第5戦は1日の移動日を挟み、8日に行われる。

◇ナ・リーグ
 ヤング、2発で3打点(ダイアモンドバックス2勝2敗、チェース・フィールド)
ミルウォーキー・ブルワーズ   6 = 111001020
アリゾナ・ダイヤモンドバックス 10 = 50200120×
勝利投手 オーウィングズ(2勝0敗)
敗戦投手 ウルフ(0勝1敗)
本塁打  (ブ)ゴメス1号2ラン
       (ダ)ヤング2号ソロ、3号2ラン、ロバーツ2号満塁、A.ヒル1号ソロ

 フリース、4打点の活躍(カージナルス2勝2敗、ブッシュスタジアム)
フィラデルフィア・フィリーズ  3 = 200000010
セントルイス・カージナルス  5 = 10020200×
勝利投手 E.ジャクソン(1勝0敗)
敗戦投手 オズワルト(0勝1敗)
セーブ   モット(2S)
本塁打  (カ)フリース1号2ラン