日本時間24日、世界フィギュアスケート選手権最終日がイタリア・ミラノで行われた。男子シングルはショートプログラム(SP)5位の宇野昌磨(トヨタ自動車)は273.77点で2位に入った。宇野は2大会連続銀メダルを獲得。SP1位のネイサン・チェン(アメリカ)が321.40点で自身初の金メダルを手にした。銅メダルはミハイル・コリヤダ(ロシア)が272.32点で輝いた。その他の日本勢は友野一希(同志社大)が5位、田中刑事(倉敷芸術科学大)が13位だった。

 

 女子はSP8位の樋口新葉(日本橋女学館高)が210.90点で2位に入り、銀メダルを胸に飾った。SP3位の宮原知子(関西大)は210.08点で3位。日本勢2人が表彰台に上がったのは11年ぶり2度目だった。金メダルはSP4位のケイトリン・オズモンド(カナダ)が223.23点で獲得した。地元イタリアのカロリーナ・コストナーは4位、平昌五輪金のアリーナ・ザキトワ(ロシア)は5位だった。これにより来季の世界選手権出場枠が決まり、日本は男女共に3枠を確保した。