メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは14日、アメリカンリーグでボストン・レッドソックスがデトロイト・タイガースにサヨナラ勝ちし、1勝1敗のタイに持ち込んだ。レッドソックスは6回までに5点を失う劣勢だったが、直後に1点を返すと、8回2死満塁から4番のデビッド・オルティスに起死回生の満塁ホームランが飛び出し、同点に追いつく。最終回には上原浩治が急遽、登板して三者凡退に仕留め、その裏、女房役のジャロッド・サルタラマッキアがサヨナラタイムリーを放って大逆転勝ちを収めた。上原はポストシーズン初勝利となった。
◇ア・リーグ
 レッドソックス打線、5回まで無安打も一転(レッドソックス1勝1敗、フェンウェイ・パーク)
デトロイト・タイガース    5 = 010004000
ボストン・レッドソックス   6 = 000001041×
勝利投手 上原(1勝0敗)
敗戦投手 ポーセロ(0勝1敗)
本塁打  (タ)アビラ1号2ラン、カブレラ1号ソロ
       (レ)オルティス1号満塁