メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは17日、アメリカンリーグでデトロイト・タイガースがボストン・レッドソックスに7−3で勝利し、2勝2敗のタイに戻した。試合は打順を組み替えたタイガースの打線がつながり、2回にトリー・ハンターの2点二塁打、ミゲル・カブレラのタイムリーなどで一挙5点を先行。4回にもカブレラが2打席連続タイムリーを放って2点を加え、序盤でリードを広げた。レッドソックスは後半に1点ずつを返したものの及ばず、上原浩治、田澤純一の出番はなかった。
◇ア・リーグ
 1番・ハンター、2番・カブレラで計4打点(タイガース2勝2敗、コメリカ・パーク)
ボストン・レッドソックス   3 = 000001101
デトロイト・タイガース    7 = 05020000×
勝利投手 フィスター(1勝0敗)
敗戦投手 ピービ(0勝1敗)

 ナショナルリーグではロサンゼルス・ドジャースがセントルイス・カージナルスを6−4で破り、2勝3敗としてワールドシリーズ進出に望みをつないだ。ドジャースは2−2の同点からホームラン攻勢。3回にエイドリアン・ゴンザレスのソロで勝ち越すと、5回にはカール・クロフォードの一発で突き放す。7回と8回にもゴンザレスのこの日2本目のアーチなどホームランで得点を追加し、カージナルスの最終回の反撃を振り切った。
 
◇ナ・リーグ
 ゴンザレス、ポストシーズンは3本塁打(ドジャース2勝3敗、ドジャー・スタジアム)
セントルイス・カージナルス 4 = 002000002
ロサンゼルス・ドジャース  6 = 02101011×
勝利投手 グリンキー(1勝0敗)
敗戦投手 ケリー(0勝1敗)
本塁打  (ド)ゴンザレス1号ソロ、2号ソロ、クロフォード1号ソロ、A.エリス1号ソロ