2014FIFAワールドカップブラジルの開幕が目前に迫ってきた。果たして5大会連続5度目の出場となる日本代表は、2002年日韓大会と10年南アフリカ大会で記録したベスト16を上回れるか。そんな日本代表のW杯での戦いを前に、注目の一冊が上梓された。タイトルは『サッカー日本代表 勝つ準備』。本書の「はじめに」では<勝敗を決めるのは、単に実力のあるなしにとどまらない。>とある。日本代表がW杯で優勝するためにはどのような「準備」が必要なのか。北条聡(「ワールドサッカーマガジン」、「週刊サッカーマガジン」元編集長)、二宮寿朗(「Sportsプレミア」内コーナー「FOOTBALL STANDRD」、携帯サイト「二宮清純.com」スマホサイト「ニノスポ」内コーナー「日本代表特捜レポート」著者)の両氏が独自の視点から分析する。
 また本書には、元日本代表GK川口能活選手(現岐阜)と二宮氏、原博実日本サッカー協会専務理事兼技術委員長と北条氏のスペシャル対談も収録されている。W杯4大会(98年フランス、02年日韓、06年ドイツ、10年南ア)に出場した川口選手は「W杯の経験値」と題して、大会の重み、メンタル調整の難しさなどについて言及。原氏は日本代表強化策の理想と現実の間で描く「日本サッカーの未来図」を語っている。

『サッカー日本代表 勝つ準備』

はじめに ピッチ外の戦いが成功のカギを握る
第1章 代表チームのつくり方(「特注品」から「既製品」へ)
W杯を勝ち抜くメンバー選考
理想のキャプテン像
ザッケローニ監督のチームづくり
アウェイマッチの重要性
キャンプ地選定から見るW杯
川口能活×二宮寿朗特別対談「経験の蓄積は財産」)

第2章 W杯をいかに戦うか(初戦の戦い方)
ニッポン人監督、待望論
ザッケローニが握る日本サッカーの命運
チーム力を左右する控え選手
団結力を生む選手ミーティング
スタッフが支える日本代表
原博実×北條聡特別対談「日本サッカーの未来」)

第3章 日本サッカーの可能性(たかがセットプレー、されどセットプレー)
今の育成が10年後を決める
日本サッカーが目指すべき姿
求められるPK戦への準備
日本人プレーヤーの未来)
おわりに 日本が世界で勝つための「準備」
(実業之日本社/定価:1400円+税/北条聡、二宮寿朗著)

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