23日、兵庫・阪神甲子園球場で「第91回選抜高校野球大会」が開幕、3試合が行われた。

 

 第一試合の市和歌山(和歌山)-呉(広島)は市立高同士の対戦となり、延長の末、11回裏、市和歌山が3-2で呉を下した。第2試合は、第1回選抜優勝校の古豪・高松商(香川)が春日部共栄(埼玉)と対戦。高松商が15安打8得点を奪い、投げては先発・香川卓摩が9回4安打13奪三振。春日部共栄に完封勝ちした。第3試合は大会屈指の好投手・奥川恭伸を擁する星稜(石川)が履正社(大阪)と対戦した。大会初日から優勝候補同士の対決と注目を浴びたこの一戦は奥川が毎回、計17奪三振の快投を見せ、履正社を3-0と完封した。

 

3月23日(土)
◇1回戦
 市和歌山、14年ぶり春初戦突破
呉(広島) 2 = 000|000|101|00
市和歌山(和歌山) 3 = 100|010|000|01x

 

 大塚(高)、先制打含む3安打
春日部共栄(埼玉) 0 = 000|000|000
高松商(香川) 8 = 001|024|10×

 

 星稜・奥川、初回に自己最速151キロをマーク
星稜(石川) 3 = 100|000|101
履正社(大阪) 0 = 000|000|000