今月から新企画がスタートです。食料品の輸入販売・卸を行う株式会社鈴商のイチオシ商品「テングビーフステーキジャーキー」を味わいながら、当サイト編集長・二宮清純が著名ゲストたちと語り合います。噛めば噛むほど味の出る“ここだけの話”に乞うご期待!

 

二宮清純: 記念すべき新連載最初のゲストは"ビーチの妖精"浅尾美和さんです。よろしくお願いします。
浅尾美和: こちらこそ、よろしくお願いします。2児の母になった今、改めて「妖精」なんて言われると、なんだか恥ずかしいですね。

 

二宮: いやいや、何をおっしゃいます。現役当時と変わらない笑顔が今日もまぶしすぎます。浅尾さんがゲストと聞いて、鈴商の社員の皆さんも「ひと目だけでも」と、ほら、こんなに!
浅尾: ウワァ、ありがとうございます。それにしても、目の前に美味しそうなビーフジャーキーが並んでいますね。パッケージもバラエティに富んでいて、味が何種類もあるんですね。

 

二宮: そのあたりは鈴商の鈴木基司社長に説明していただきます。
鈴木基司: よろしくお願いします。早速ですが、現在、テングビーフステーキジャーキーは4つの味があります。定番の「レギュラー」タイプ、塩分を50%カットした「50%減塩」タイプ、ピリッと胡椒の効いた「ホット」タイプ、そして、激辛ソースとして知られている“ブレアーズ・サドンデスジョロキア”を使った「激辛」タイプです。
浅尾: オーソドックスな物から、健康志向の物、そして刺激を求める大人向けと多彩なラインアップですね。

 

二宮: 早速、いただいてみましょう。まずは「レギュラー」から。
浅尾: うん。一口目で醤油の味が口に広がりますね。お肉とお醤油、日本人に慣れ親しんだ味でとても美味しいです!
鈴木: テングビーフステーキジャーキー「レギュラー」はニュージーランド産の牛肉に国内で醤油ベースの味付けをしています。定番商品として多くのお客様からご好評いただいております。

 

二宮: ビーフジャーキーというと舶来のイメージですが、国内で味付けをしているとは意外でした。何か秘伝のタレを使っているのでしょうか?
鈴木: ええ。でも、どんなタレを使っているのかは企業秘密です。
二宮、浅尾: ヘェーッ!
二宮: 味の決め手となる部分でしょうから、そりゃそうか(笑)。

 

鈴木: お客様の嗜好の変化を受けて、定番の「レギュラー」と比べて塩分を50%カットした「50%減塩」タイプも、昨年秋より取り扱っています。
二宮: 私も年齢とともにやれ味付けは薄くしろ、やれ塩分をとり過ぎるな、と医者に口うるさく言われています。この「50%減塩」タイプならばミドル、シニア層にもウケが良さそうですね。浅尾さん、いかがですか?

 

浅尾: これで減塩ですか!? 味がしっかりしているから驚きました。
二宮: 確かに減塩という割に味がしっかりしていますね。

 

浅尾: この味のクオリティーで減塩というのは嬉しいですね。うちでも主人の塩分過多が気になるので日々の食事では減塩や薄めの味付けを心がけています。でも根本には「美味しく食べてもらいたい」という思いがあります。減塩=物足りないというイメージもあったのですが、これを食べてイメージが変わりました。
鈴木: ありがとうございます。では、次に「ホット」タイプを食べてみてください。これは「レギュラー」に胡椒をまぶしたものです。

 

二宮: ペッパーが効いていて非常に香ばしい。
浅尾: うん、ピリッとくるこの刺激が病みつきになりそうです。家でビーフジャーキーを食べていると、子供たちが「ちょうだい、ちょうだい」と言ってすぐになくなるのが悩みでした。でも、この刺激的な味は子供たちにはまだ早いと思うなァ。私と主人だけの愉しみにしておきます。

 

二宮: で、最後は「激辛」です。浅尾さん、辛い食べ物は得意ですか?
浅尾: いやぁー、実はそこまで得意じゃないんですよ……。鈴木社長、「激辛」というからには相当に辛いんですか?

鈴木: 確かに、辛いです。ただしその辛さの中にも旨味がしっかりとあるので、激辛好きの方には「クセになる味」と評判がいいんですよ。ぜひ、食べてみてください。
浅尾: そう聞くと興味が沸いてきました。どれどれ、どれくらい辛いのか……って、いや、そうでもないですね。これ美味しいですよ! ん!? いや、ちょっと、やっぱり、これ辛い! いやいやいや、辛い辛い辛い、アハハハ。

 

二宮: 最初に肉の味、そして後から湧き出る辛味がすごいですね。でも、この「激辛」は美味いですよ。私はもうひとついただきます。
浅尾: ふぅ。私はもう1回「50%減塩」タイプで口の中を落ち着かせます。ビーフジャーキーの食べ比べなんて初めてでしたが、それぞれ個性があるんですね。

 

二宮: 私はこの「激辛」が病みつきになりそうです。ビールも欲しいな(笑)。浅尾さんは4つの中ではどれがお好みですか?
浅尾: うーん、どれも美味しくて迷いますね。「レギュラー」は醤油ベースでどこか懐かしい味がして大好きですし、あと「50%減塩」タイプが衝撃的でした。この美味しさを保っていて、それで塩分が50%もカットされているなんて驚きです。

 

 おやつ感覚でジャーキーをぱくぱく

 

二宮: 1983年から鈴商はテングビーフステーキジャーキーを日本に輸入し始めたそうです。ところで、浅尾さんが初めてビーフジャーキーを食べたきっかけは?
浅尾: 海外で初めて食べました。いつ頃、どこの国で食べたのかは忘れてしまいましたが、町のスーパーや駅の売店にあったのを買って、おやつ感覚で食べていました。それからずっと大好きです。

 

二宮: おやつ感覚ですか。海外で初めて食べたというのは、海外遠征の多いビーチバレー選手らしいですね。
浅尾: 海外ではグミやアメと同じお菓子コーナーに陳列されていた気がします。
鈴木: ビーフジャーキーは海外では“ミートスナック”。いわゆる、おやつなんです。日本ではご存知の通り、“珍味”。つまり、つまみに分類されます。

 

二宮: 日本では大人の食べ物という認識があります。
浅尾: 私も海外に出ていなかったら未だにビーフジャーキーを知らなかったままだったかもしれません。海外に行って良かった(笑)。

 

二宮: 浅尾さんはご家庭でもビーフジャーキーを食べるんですね。
浅尾: 家族みんな大好きです。主人は晩酌をしながら食べています。私と2人の子供たちは単純にビーフジャーキーの味が好みだから(笑)。噛み応えもあって、アゴの発達にも良さそうなので、母親としても子供が食べてくれると嬉しいなァ。

 

二宮: そう言えば、一流のスポーツ選手の条件に“アゴの強さ”があるみたいです。
浅尾: 田中将大投手(ニューヨーク・ヤンキース)なんかは、グッと食いしばる力が強そうな顔つきをしていますね。

 

二宮: そうそう。メジャーリーグを取材した時にあるスカウトから聞きました。「ベースボールキャップを被った時のシルエットが五角形に近い選手は成功しやすい」と。つまりエラが張っているわけです。
浅尾: 確かに、田中投手は綺麗な五角形かも!?

 

二宮: 巨人で活躍し、晩年はパイレーツでプレーした桑田真澄さんもそうですよね。野球に限らずサッカーだとシュートを打つ時、ラグビーだとタックルをする時にグッと力を入れる。アゴは大切です。
浅尾: それを聞いてうちの子供にはもっとビーフジャーキーを食べさせたいと思いました。ところで鈴木社長、ビーフジャーキーはそのまま食べる以外に食材として料理に使えますか?
鈴木: 炒飯に入れるのはどうでしょう。個人的にお薦めです。
浅尾: なるほど! いいエキスが出そうですね。ジャーキーと一緒に食べてくれればよく噛んでくれるはずだし、ぜひ試してみます。

 

鈴木: 炒飯に入れるとジャーキーの旨味が引き立つんですよ。おやつに、おつまみに、そして食材にといつも台所に置いてあると便利ですよ。
浅尾: しかも「テングビーフステーキジャーキー」はチャックで口を閉じることができる点もありがたい。日持ちするのは主婦的にも高ポイントですよ(笑)。

 

 ビーチバレーの“裏技”

 

二宮: よく噛んで脳が活性化したところで、ここからは浅尾さんに過去の記憶をたどってもらいます。インドアのバレーボールからビーチバレーに転向したのはいつ頃?
浅尾: ビーチバレーに転向したのは高校を卒業してからです。初めてペアを組んでくれたのは高橋有紀子さんでした。

 

二宮: 高橋さんは佐伯美香さんとペアを組み、2000年シドニー五輪で4位入賞を果たした実力者ですね。非常にうまい選手という印象があります。
浅尾:“ビーチバレー1年生”だった私に、高橋さんはいろいろなことを教えてくれました。中でも、試合中の時間の使い方はとても勉強になりました。

 

二宮: 私も高橋さんに聞いたことがあります。「試合中に疲れた時はわざとサングラスに砂をつけて磨いているフリをして休んでいるんです」なんて。へぇ、そんな“裏技”もあるのかと思いました。
浅尾: 転向当初はビーチバレーの仕組みがまったくわからず、がむしゃらにプレーしていました。すると高橋さんが「疲れたらコートのラインに覆いかぶさった砂を取り払うフリをして休むんだよ」と。インドア時代には知らなかった“裏技”を伝授されました。

 

二宮: ある種、演技力も大事ですね。ビーチバレーは2人しかいないため運動量が求められます。長丁場の戦いに勝つためには自分たちで休む時間を確保しないといけない。
浅尾: さらに足元は砂で不安定なので相当、体力が奪われるんです。だからこういった裏のテクニックが大事になってくるんです。

 

二宮: 運動量と同じくらいクレバーさも求められますね。
浅尾: アウトドアが舞台のビーチバレーでは風が強いと頭の良い百戦錬磨のベテラン選手が上手さを発揮します。風にボールがあおられてもアウトにならず、きちんと厳しいコースに入るんです。私も転向当初は強風に泣かされました。

 

二宮: 経験がモノをいう競技ですね。風など自然も相手にしなくてはいけない。
浅尾: 変わらないのはビーチの砂くらいです。風以外では日差しも厄介でした。

 

二宮: 太陽がまぶしい?
浅尾: コントラストが厄介なんです。特に大阪はビル街の人工ビーチコートです。ビルの影で光のコントラストができると目でボールを追うだけでも大変です。

 

二宮: ビーチは気象条件も頭に入れないと勝てないんですね。さらに気温が高い中であれだけ激しく動くと体力の消耗も激しそうです。栄養面の管理はご自身でされていたのですか?
浅尾: はい、基本は外食ではなく自炊でした。メニューは特に体脂肪率のことを考えていたので、油分やカロリーを気にしていました。

 

二宮: 浅尾さんのベストな体脂肪率はどれくらいでしたか?
浅尾: 私は12.9%が一番、体を動かしやすかったです。一時期、体のキレを求めてこれよりも絞ってみたんですが、足がつりやすくなってしまった。

 

二宮: たった2人でサーブ、レシーブ、トス、アタック、ブロックを繰り返す激しい競技ですから、ある程度脂肪がないとガス欠を起こしますね。
浅尾: 体を絞った方がパワーを発揮できる選手もいれば、私のようにパワー不足になってしまう選手もいます。アスリートにとって自分に合う数値を探ることはとても重要だと思います。

 

 練習後はビーフジャーキーでたんぱく質補給!?

 

鈴木: テングビーフステーキジャーキーは牛赤身もも肉を使っていて、高たんぱく低カロリーです。アスリートの方にも是非、お薦めしたいですね。
浅尾: それはいいですね! ビーフジャーキーは最強の“アスリート食”かもしれません。現役時代はトレーニングの後、すぐにたんぱく質を摂取すると良質な筋肉になると聞いてささみ肉を食べていました。ビーフジャーキーなら調理せずそのまま食べられるし、ホント、アスリートにぴったりですね。

 

二宮: ビーチ会場でビーフジャーキーをシェアして食べるペアがそのうち出てきそうですね。夏の“もぐもぐタイム”として流行るかもしれません(笑)。ところでペアと言えば、ビーチバレーの遠征の時はずっと一緒に行動をともにするんですか?
浅尾: 宿泊先の部屋や食事、移動など一緒に行動します。もしかしたら、夫婦よりも一緒にいる時間は長いかもしれない。

 

二宮: 2人でコミュニケーションをはかる時間がある一方で、ストレスが溜まってひとりになりたい時もあるでしょう。
浅尾: たまにですが、ありました(笑)。試合に勝った時は問題ありません。でも負けてしまうとひとりで考えたくなるときも……。転戦するために世界一周用のチケットを束で持っているのですが、それが減っていくのを見るのが楽しみだった時もありましたよ。

 

二宮: 部屋まで同じだと息苦しくなって、ストレスが溜まりそうです。
浅尾: ところが、私は全部受け入れるタイプだったんです。それが良い面もあったし、反対に良くない面もありました。今はビーチバレーの遠征経験を夫婦生活に生かしています。

 

二宮: と、いうと?
浅尾: 夫婦は言ってみれば一生を過ごすペアです。こちらが言い過ぎてもダメだし、相手のわがままを聞いてばかりでもダメ。バランスが大切です。あと、一番大事なのは感謝の気持ちをきちんと相手に伝えること。例えば主人が子供のおむつを替えてくれたら「他のおうちの旦那さんはあんまり、やってくれないらしいのでありがとう」と言います。

 

二宮:「感謝」の気持ちは大切ですね。逆にご主人が浅尾さんのことを褒めてくれることもあるでしょう。
浅尾: よく料理を褒めてくれます。そうすると、私も“また頑張って作ろう”と思います。まんまと乗せられているかもしれませんけどね(笑)。

 

二宮: 浅尾さんの得意料理は?
浅尾: 蓮根の炒め物です。蓮根を横ではなく、縦に切るのが私流なんです。シャキシャキとした食感が好評です。

 

鈴木: 今後はぜひ、先ほどオススメしたビーフジャーキーを入れた炒飯をぜひ旦那さんとお子さんに作ってあげてください。
浅尾: 褒めてもらえるように頑張ります!

 

浅尾美和(あさお・みわ)プロフィール>

1986年2月2日、三重県生まれ。小学校2年生の時にインドアのバレーボールを始める。三重県立津商業高校では2年連続春高バレー出場。インターハイ、国体には3年連続で出場した。高校卒業と同時にビーチバレーに転向し、抜群のルックスと実力で注目を集める。高橋有紀子、西堀健実などとペアを組んだ。“ビーチの妖精”と言われ、競技の普及、認知に大きく貢献した。2012年に現役引退。現在はタレントとして活動している。

 

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(構成/大木雄貴、写真/杉浦泰介)


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