元バレーボール選手・大山加奈さんとの対談後編を配信! 〜喘息情報サイト「Zensoku.jp」〜


当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
----------------------------------
「息だけが切れる」は要注意
二宮: 引退後、症状が悪くなったりしたことはありませんか。
大山: 実は引退してから、薬は服用していないんです。運動しないと体力が落ちるので走ったりすると、15分もすると咳が止まらなくなったり、息苦しさを感じます。体は疲れていないのに、息だけが切れる。それで長時間、運動できない状態が続いていますね(苦笑)。
吉川: それは要注意ですね。おそらく気道の炎症が起こっているのでしょう。ぜひ引き続き、治療をオススメします。現状の医学では喘息の症状をコントロールすることはできても完治させることはできない。今後、何かを引き金に症状が悪化しないよう予防しておくことが大切です。

吉川: そうなんです。小児喘息で大人になってからは何ともなかった方が中高年を迎えて症状が出てくる場合があります。また、それまで喘息とは無縁の生活を送ってきた方が発症する場合も少なくありません。そういった方の話をよく聞くと、風邪を引いてゼーゼーすることがあったり、本人の気づかないレベルで喘息の症状が出てきているんです。
二宮: まさに油断大敵ですね。
大山: 気管支が炎症を起こした状態が続くと、リモデリングと呼ばれる気道が硬い状態になり、元に戻りにくくなるんです。すると気道が狭くなるので症状が出やすくなる。だから、そうなる前に、継続した治療を行って気道を広げておくことが重要になります。
>>全文は「Zensoku.jp」のサイトへ!
----------------------------------
サイトでは過去に実施した元プロ野球選手の石井一久さん、聴覚障害陸上の高田裕士選手、プロテニスプレーヤーの添田豪選手など対談のバックナンバーも充実しています。どうぞ、他の記事もお楽しみください。