メジャーリーグのディビジョンシリーズは6日、アメリカンリーグでカンザスシティ・ロイヤルズと、ボルチモア・オリオールズがともに3連勝を収め、リーグチャンピオンシップ(11日〜)進出を決めた。ロイヤルズはロサンゼルス・エンゼルスに1点を先行された初回、アレックス・ゴードンが満塁の走者一掃となる3点二塁打を放って逆転に成功。3回にはエリク・ホズマーの2ランでリードを広げる。その後も6回に青木宣親のタイムリーが飛び出すなど、着々と得点を重ね、8−3で勝利した。2番・ライトの青木は3打数3安打、1四球と全打席に出塁する活躍だった。
 オリオールズは今季の本塁打王ネルソン・クルーズが6回に2ランを放ち、均衡を破る。以降は得点できなかったが、先発のバド・ノリスから3人の投手リレーでデトロイト・タイガース打線を1点に抑えた。

◇ア・リーグ
 リーグチャンピオンシップ進出は29年ぶり(ロイヤルズ3勝、カウフマンスタジアム)
ロサンゼルス・エンゼルス   3 = 100100010
カンザスシティ・ロイヤルズ  8 = 30220100×
勝利投手 シールズ(1勝0敗)
敗戦投手 ウィルソン(0勝1敗)
本塁打  (エ)トラウト1号ソロ、プホルス1号ソロ
       (ロ)ホズマー2号2ラン、ムスターカス2号ソロ

 ノリス、7回途中無失点の好投(オリオールズ3勝、コメリカパーク)
ボルチモア・オリオールズ 2 = 000002000
デトロイト・タイガース    1 = 000000001
勝利投手 ノリス(1勝0敗)
敗戦投手 プライス(0勝1敗)
セーブ   ブリトン(2S)
本塁打  (オ)クルーズ2号2ラン