メジャーリーグのアメリカンリーグチャンピオンシップが12日、スタートし、カンザスシティ・ロイヤルズ(ワイルドカード)が、ボルチモア・オリオールズ(東地区優勝)を延長の末、8−6で破って先勝した。ロイヤルズは3回、アレックス・ゴードンの走者一掃の3点タイムリーなどで4点を先制し、5−1と一時は4点差をつける。しかし、オリオールズは5回に3点を返すと、6回にアレハンドロ・デアザの内野安打で同点に追いつく。試合はその後、両軍譲らず、延長戦に。迎えた10回、ロイヤルズは2本のホームランが飛び出して勝ち越し。裏の反撃を1点でしのいだ。2番・ライトで先発出場した青木宣親は3打数1安打で途中交代した。
◇ア・リーグ
 ロイヤルズ、ポストシーズン4度目の延長勝ち(ロイヤルズ1勝、オリオールパーク)
カンザスシティ・ロイヤルズ  8 = 004010000 2
ボルチモア・オリオールズ   6 = 001031000 1 (延長10回)
勝利投手 デービス(1勝0敗)
敗戦投手 オデイ(0勝1敗)
セーブ   ホランド(1S)
本塁打  (ロ)エスコバル1号ソロ、ゴードン1号ソロ、ムスターカス1号2ラン