29日、第93回選抜高校野球大会の出場校が発表された。今年の出場校は32校で、うち4校が21世紀枠。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった明治神宮大会枠は、21世紀枠に振り分けられた。


 21世紀枠は、八戸西(青森)、三島南(静岡)、東播磨(兵庫)、具志川商(沖縄)の4校が選ばれた。

 

 北海道からは、昨秋の北海道大会を制した北海。東北は東北大会の決勝を戦った仙台育英と柴田の2校が選出された。関東・東京は関東大会優勝の健大高崎(群馬)、準優勝の常総学院(茨城)、ベスト4の東海大甲府(山梨)、専大松戸(千葉)、東京大会優勝の東海大菅生(東京)に加え、関東大会ベスト8の東海大相模(神奈川)が選ばれた。

 

 東海地区は東海大会優勝の中京大中京(愛知)、準優勝の県岐阜商(岐阜)が、北信越も敦賀気比(福井)、上田西(長野)の北信越大会優勝校、準優勝校が選出された。

 

 近畿は県大会2位から近畿大会優勝を果たした智弁学園(奈良)、準優勝の大阪桐蔭、ベスト4の市和歌山、京都国際が順当に選出され、残り2校は兵庫県大会優勝の神戸国際大付と奈良県大会優勝の天理が選ばれた。

 

 中国・四国は中国大会優勝の広島新庄、準優勝の下関国際(山口)、四国大会優勝の明徳義塾(高知)、準優勝の聖カタリナ学園(愛媛)の4校と、中国大会ベスト4の鳥取城北が選出された。九州は九州大会優勝の大崎(長崎)、準優勝の福岡大大濠、ベスト4の明豊(大分)と宮崎商の4校が選ばれた。

 

 今年のセンバツは3月19日に開幕し、11日間(準々決勝と準決勝翌日の休養日を除く)にわたって阪神甲子園球場で開催される。組み合わせ抽選会は2月23日に開かれる。

 

 出場全32校は下記のとおり。

 

◎2021年センバツ出場校
◎21世紀枠
八戸西(青森)
三島南(静岡)
東播磨(兵庫)
具志川商(沖縄)

 

◎北海道
北海(北海道)

 

◎東北
仙台育英(宮城)
柴田(宮城)

 

◎関東
健大高崎(群馬)
常総学院(茨城)
東海大甲府(山梨)
専大松戸(千葉)
東海大相模(神奈川)

 

◎東京

東海大菅生(東京)

 

◎東海
中京大中京(愛知)
県岐阜商(岐阜)

 

◎北信越
敦賀気比(福井)
上田西(長野)

 

◎近畿
智弁学園(奈良)
大阪桐蔭(大阪)
市和歌山(和歌山)
京都国際(京都)
神戸国際大付(兵庫)
天理(奈良)

 

◎中国
広島新庄(広島)
下関国際(山口)
鳥取城北(鳥取)

 

◎四国
明徳義塾(高知)
聖カタリナ学園(愛媛)

 

◎九州
大崎(長崎)
福岡大大濠(福岡)
明豊(大分)
宮崎商(宮崎)