21日、広島からFA宣言をした新井貴浩内野手が阪神との2度目の交渉に臨み、その後の記者会見で移籍に合意したことを発表した。阪神の提示額は4年総額10億円と見られている。正式発表は12月1日から始まる五輪野球日本代表のアジア予選後となる予定だ。
 新井は広島工から駒沢大を経て99年にドラフト6位で広島に入団。一昨年には43本のホームランを放ち、初の本塁打王に輝いた。今季も昨年に続いて100打点をマークするなど、主砲としてチームを牽引した。

 来夏の北京五輪出場を目指す日本代表の最終候補メンバーにも選出されており、アジア予選では4番の大役を担うと見られている。
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