12日、プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージ第3戦が行われ、セ・リーグは東京ヤクルトが巨人と2対2で引き分け、3勝1分で日本シリーズ進出を決めた。

 

 ヤクルト高津臣吾監督はCS突破の喜びとシリーズへの意気込みをこう語った。
「リーグ優勝は横浜だったので、神宮での胴上げ、念願がかないました。クライマックスは選手の成長を感じることができるゲームばかりでした。今日、先発・原樹理のアクシデントは痛かったけど、つないでつないで良いゲームだった。CSで1戦目、奥川恭伸は期待して送り込んだけど、あそこまでやってくれるとは驚いています。勢いをつけてくれるピッチングでした。失点2の投手陣も頑張りましたが、それをリードで引っ張った中村悠平も褒めておかないといけない。日本一への挑戦権を得たので、絶対に持ち帰りたいと思います。日本シリーズも"絶対大丈夫"を心に秘めて、全力で戦いたい」

 

 パ・リーグのオリックス対千葉ロッテは、3対2で迎えた9回裏、オリックスがT-岡田、安田了の連打で無死一、二塁とし、続く7番・小田裕也がライト前へ弾き返し、同点。3対3と追いつき、規定によりコールドゲーム。オリックスが日本シリーズ進出を決めた。

 

 

11月12日(金)
◇クライマックスシリーズ・ファイナルステージ

 

 ベテラン青木が逆転打(ヤクルト3勝1分 神宮)
巨人 2 = 001|000|010
東京ヤクルト 2 = 000|000|20-

 

 オリックス、執念の7人継投(オリックス3勝1分 京セラD)
千葉ロッテ 3 = 001|000|110
オリックス 3 = 000|002|001x