24日、高田繁ゼネラルマネジャー(GM)が北海道日本ハムを退団することが明らかとなった。
 昨季は25年ぶりにリーグ優勝、44年ぶりに日本一に輝いた日本ハム。今季も球団史上初のリーグ優勝を果たし、連覇に向けて日本シリーズ出場が決定している。

 こうしたチームの目覚ましい発展には編成のリーダーを担った高田氏の貢献度は高く、今季で契約が満了する同氏に対して球団側からは続投要請していた。しかし、東京ヤクルトから監督要請を受けており、来季は新天地でのスタートを決めたもようだ。

 高田氏は浪商高時代には1年夏に全国制覇を果たし、明治大を経て98年ドラフト1位で巨人に入団。すぐにレギュラーを獲得し、走攻守三拍子揃った外野手としてV9時代を支えた。現役引退後、85年からは4年間、日本ハムの指揮を執った。その後、巨人2軍コーチなどを経て、04年秋に日本ハムGMに就任。契約は3年で今季限りで満了となる。
 高田氏の後任には山田正雄スカウトグループ・シニアディレクターが昇格することが確実視されている。
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