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金子達仁「春夏シュート」

ギラつき皆無のU−21 立場が理解できているのか

 アジア大会初戦のネパール戦は、少し気分が沈んでしまうような試合だった。 今回のアジア大会がこのチームにとって最大にして最終的な目標だというのであれば、こういう戦い方でもいい。万が一にも取りこぼしは許
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金子達仁「春夏シュート」

年々悪化する酷暑 アスリート守るルール作りを

 スペインにいたころ「勝てば選手のおかげ。負ければわたしの責任。それが監督という仕事だ」という言葉を聞いたことがある。監督=権力者という思い込みがあったわたしにとっては、衝撃的な言葉だった。 もちろん
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金子達仁「春夏シュート」

GK育成にはストライカー育成不可欠

 いまから22年前の欧州選手権。スペインとの対決を控えた地元イングランドのタブロイド紙がこんなブラックジョークを1面に掲げていた。「スペインでは美人のことを何というか知っているか? 外国人って言うんだ
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金子達仁「春夏シュート」

宴がおわり……逆襲なるか セリエAとG大阪

 W杯が終わり10日がたった。宴の余韻に浸るまもなく、世界各国では新たなシーズンへ向けての動きが激化している。 中でも目を引くのはイタリアの動きである。ここ数年、ポストシーズンの話題はプレミアの上位陣
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金子達仁「春夏シュート」

「身の丈にあわない」超大物加入でJは変わる?

 あらかじめ決まっていた日程とはいえ、あれほど盛り上がったW杯のあとだと、もう少し余韻を味わう時間が欲しかった気分になる。余韻。新たなる渇望。そして再開。せっかくイニエスタ、フェルナンド・トーレスとい
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金子達仁「春夏シュート」

恐れる選手を勇士に変えた西野監督に脱帽

 一夜明けてもなお、歴史的勝利の余韻が残っている。ロシアが決勝トーナメント進出をほぼ確実にしたことも、セネガルが予想以上に洗練されていたことも、遠いところで起きた自分たちとは無縁の出来事のように思えて
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金子達仁「春夏シュート」

「継続か転換か」一人の男が生んだ世界の潮流

 さあ、宴(うたげ)の始まりである。 率直にいって、現代のW杯は依然世界最大の大会ではあるものの、最高の大会ではもはやない。最高の技術、最高の戦術、最高の試合を見たいのであれば、W杯よりも欧州CLの方
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金子達仁「春夏シュート」

西野ジャパンはもっと気楽になっていい

 ペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィレンツェ。以前からのサッカーファンであればピンとくる方もいらっしゃるだろうが、W杯を前に、W杯とはまるで関係のない旅をしている。 これで何度目か忘れてしま
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金子達仁「春夏シュート」

“帰る場所”も戦える武器もない

 英断か、はたまた暴挙か。いまなお評価の分かれているハリルホジッチの電撃解任だが、この内容と結果は、論争に決着をつけるどころか、拍車をかけることになりそうだ。 W杯出場を逃した国にホームで0-2の敗戦
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金子達仁「春夏シュート」

もし日本の選手が相手にケガをさせたら

 妻が憤慨している。「あれ、ひどいわよね」 確かにひどい。というか、大事に至らなくて本当によかった。 人間、覚悟や用意をした上での衝撃であれば、かなりのレベルまで耐えられるそうだが、無防備な状態となる
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