第101回 躓きの始まり ~松原良香Vol.9~ 田崎健太 2016年3月11日 第101回 躓きの始まり ~松原良香Vol.9~2016-09-09T18:26:06+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 98年のシーズン、松原良香は所属していたジュビロ磐田で1試合も出場機会がなかった。そこで松原は日本を出ることにした。頭に浮かんだのは欧州だった。 まず磐田にいた外国人選手に欧州のクラブに強い代理人を 続きを読む
第100回 栄光と堕落 ~松原良香Vol.8~ 田崎健太 2016年2月12日 第100回 栄光と堕落 ~松原良香Vol.8~2016-09-09T18:26:34+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 1996年夏、アトランタ五輪代表が日本に戻った日の成田空港は大騒ぎだった。 到着ロビーの2階通路まで二重三重の人垣ができ、500人を越える人間が待ちかまえていた。揃いのスーツを着た松原良香たち五輪代 続きを読む
第99回 アトランタ五輪の衝撃 ~松原良香Vol.7~ 田崎健太 2016年1月8日 第99回 アトランタ五輪の衝撃 ~松原良香Vol.7~2016-09-09T18:27:28+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 1996年3月、マレーシアでアトランタ五輪最終予選が始まった。8カ国が2グループに分かれ、上位2カ国が準決勝に進出。その4カ国のうち3カ国に五輪出場権が与えられた。 日本代表はイラク、オマーン、UA 続きを読む
第98回 世界を見据えた五輪予選 ~松原良香Vol.6~ 田崎健太 2015年12月11日 第98回 世界を見据えた五輪予選 ~松原良香Vol.6~2016-09-09T18:27:54+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 松原良香にとってJリーグ2年目、1995年シーズンは、ふわふわした居心地の悪いものだった。 監督だったオランダ人のハンス・オフトとはそりが合わなかったと松原は振り返る。「ぼくは監督とコミュニケーショ 続きを読む
第97回 スキラッチ、ドゥンガの凄さ 松原良香Vol.5 田崎健太 2015年11月13日 第97回 スキラッチ、ドゥンガの凄さ 松原良香Vol.52016-09-09T18:28:38+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 1993年は日本サッカーにとって、歓喜と悔しさの涙が混じり合った熱狂の嵐の中にいた1年だったといえる。 この年の5月、プロリーグであるJリーグが始まっている。開幕戦となったヴェルディ川崎と横浜マリノ 続きを読む
第96回 山本昌邦の導き 〜松原良香Vol.4〜 田崎健太 2015年10月9日 第96回 山本昌邦の導き 〜松原良香Vol.4〜2016-09-09T18:29:07+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 松原良香は阪南大学を3日で退学した後、高校の同級生だった白井博幸の部屋に転がり込んだ。白井は東海第一高校を卒業した後、清水エスパルスに加入していた。何もせず、ごろごろしていた松原に白井も次第に呆れ、 続きを読む
第95回 落ちこぼれ寸前の若き日々 〜松原良香Vol.3〜 田崎健太 2015年9月11日 第95回 落ちこぼれ寸前の若き日々 〜松原良香Vol.3〜2016-09-09T18:29:32+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 No Comment プロのサッカー選手は子どもの憧れの職業である――。 とはいえ、本人がどれだけ努力しても、あるいは、親が熱を上げて金や時間をかけたとしても、プロの壁を越えることは簡単ではない。才能はもちろん、運や縁が 続きを読む
第94回 海外サッカーへの憧憬 〜松原良香Vol.2〜 田崎健太 2015年8月14日 第94回 海外サッカーへの憧憬 〜松原良香Vol.2〜2016-09-09T18:29:59+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 2010年10月、ぼくはブラジルのグアラチンゲタという街で松原良香と知り合うことになった。数日後、グアラチンゲタでの練習を切り上げた松原がサンパウロへやってきた。 サンパウロにはリベルダージという東 続きを読む
第93回 ブラジルの小さなクラブでの出会い 〜松原良香Vol.1〜 田崎健太 2015年7月10日 第93回 ブラジルの小さなクラブでの出会い 〜松原良香Vol.1〜2016-09-09T18:30:26+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 今年は武藤嘉紀がドイツのマインツへと移籍した。欧州の移籍市場が開くたび、日本の有能なサッカー選手が動くことはもはや年中行事となった。UEFA主催のチャンピオンズリーグに繫がった欧州の主要リーグのクラ 続きを読む
第92回 日本サッカーのために 〜中村武彦Vol.7〜 田崎健太 2015年6月12日 第92回 日本サッカーのために 〜中村武彦Vol.7〜2015-10-05T14:48:27+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 中村武彦がメジャーリーグサッカー(MLS)で働いているとき、物足りなさがひとつだけあった。それは、リーグ全体のために仕事をしているため、クラブチームで働いているのと違い、ひとつひとつの勝敗に一喜一憂 続きを読む