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それでもなお相撲に学ばせた協会の英断

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 土壇場で、絶体絶命の場面で、わずかでも弱みをみせれば一気に蹂躙されてしまいそうな状況で、選手を支えるもの、踏みとどまらせるものは何なのか。答えはもちろん一つではないだろうが、その中に「自信」が含まれ
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岐路に立つJ 欧州とのギャラ格差

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 10年前、ロシアの選手にとって日本は憧れの国だった。ガンバ大阪でプレーしたアフリク・ツベイバが、引退後のビジネスとして日本に選手を送り込む代理人を始めたのも、十分に勝算があってのことだった。「西欧で
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新時代に突入 アジア杯と日韓関係

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

「世界で最もレベルの低い国際大会」と嘲笑されることもあったアジア杯も、ついに活躍した選手が世界的ビッグクラブに引き抜かれるような大会になった。長友のインテルへの移籍は、日本のみならず、アジア杯に参加し
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弱点パワープレー克服へ 決勝は「最良の教材」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 わたしが皮肉屋の韓国人記者であれば、試合のMVPにはサウジアラビア人の主審を選ぶ。2点目のきっかけとなった日本のPKは反則のようには見えなかったし、百歩譲って反則だったとしても、ペナルティーエリアの
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最強日本を生む“二大勢力”の融合

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ヨハン・クライフ率いるバルセロナが“ドリームチーム”と呼ばれるようになった理由の一つには、ウェンブリースタジアムでサンプドリアを下した欧州チャンピオンズ杯決勝での勝利があった。逆に、クライフがチーム
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高校サッカー大型選手の育成に力を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 決勝戦に象徴されるように、今年の高校サッカー選手権は面白い大会だった。おそらく、実力的には流通経大柏が頭一つ抜けていただろうが、上位に進出したチームはどこも自分たちならではの武器、特長を持っていた。
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大学サッカーに「大化け高校生」枠を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 高校生は化ける。ほんの数カ月前、さしたる印象にも残らなかった選手が、チームが、信じられないほどの輝きをみせることもある。日々の練習か、一つのプレーか、それとも大舞台での結果か。きっかけは、どこに転が
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代表選手のみが潤う提案に疑問符

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 灼熱のカタールと冬のオーストラリア。選手であれば、どちらでプレーすることを望むのかは一目瞭然である。にもかかわらず、W杯開催地を決定するうえで、実際にプレーする者たちの意向が反映された気配はまるでな
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「身の丈」貫くとJが世界の草刈り場に

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 2010年という年は、日本サッカー界にとってターニング・ポイントとして記憶されることになるかもしれない。 きっかけとなったのは、もちろんW杯でのベスト16進出である。個人的には、きちんとした準備をし
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選手の意向とかけ離れたW杯開催地決定

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 正直、驚いている。 日本が招致に失敗したのはわかる。当事者が何を言おうと、第三者からすれば02年のW杯はあまりにも記憶に新しすぎる。なぜ日本で? という疑問に対する答えを、今回の招致活動は用意するこ
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