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1年の成長度では香川より内田が上

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ほんの1年前、日本代表にとって両サイドのディフェンスは頭痛の種だった。長友の評価は高まりつつあったものの、彼が右に入れば左が、左に入れば右がウイークポイントとなってしまう。それは、誰が入っても変わら
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南米選手権もう一度「不参加」検討を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 著名な俳優が、人気ミュージシャンが、そしてスポーツ選手が、次々と被災地を訪れている。欧米ではずいぶんと前から当たり前だった「社会的に影響のある人々のボランティア」が日本でも完全に根付いたのだと実感さ
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J閉幕日を動かさないのはなぜか

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 最も大きな影響を被るであろう当事者が「それでいい」というのだから、これでいいのだろう。 わたしが日本サッカー協会の人間であれば、南米連盟からのオファーにはなんとしても応えたいと考えたに違いない。 か
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南米選手権はJの犠牲なしで参加を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 CS放送のJスポーツでオンエアされていたマリオン・ジョーンズのドキュメンタリーを見た。シドニー五輪陸上競技で5つのメダルを獲得した彼女は、後にドーピング発覚してすべてのメダルを剥奪されたばかりか、偽
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カズの奇跡の裏にはきっと小笠原がいた

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 昭和41年生まれのわたしは、古橋広之進さんの現役時代を知らない。それでも、“フジヤマのトビウオ”と呼ばれ、世界新記録を連発した彼の泳ぎが、敗戦にうちひしがれる日本に大きな勇気をもたらしたことは知って
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totoのキャリーオーバーを復興資金に

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 フランスの作家ロマン・ギャリは著書「ヨーロッパ風教育」にこう書いた。「人は昔から、絶望から逃れるための避難所を必要としてきた。その避難所は、時に歌であり、詩であり、音楽であり、本である」 この本が出
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世界も信じる「絶対に」甦る日本

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 世界が祈ってくれている。日本のために、祈ってくれている。 メジャーリーガーが、テニス・プレーヤーが、そしてフットボーラ―が、世界のあらゆる場所で日本への祈りを捧げ、支援を訴えてくれている。かつて、か
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別次元の速さ 名古屋・永井が変えた結末

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 サッカーは、結果が内容を蝕むことがある競技である。どれほどいいサッカーをしていても、不運な、あるいは事故としかいいようのない敗戦が続くと、徐々に内容もおかしくなってきてしまう。特に、選手と監督の信頼
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名古屋は“巨人的な存在”になれるか

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 19回目のJリーグ開幕が近づいてきている。93年の5月、10チームによる総当り4回戦方式でスタートしたリーグは、規模を大幅に拡張させ、いまや1部、2部ともにホーム&アウェー方式で運営されるリーグに成
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長友、岡崎が劇的に変える日本の育成法

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 海外でプレーするのはおしなべて特別な、いや伝説的な選手だったという印象がわたしにはある。日本においては非の打ちどころのない存在であり、その生きざまも鮮烈。過去を知る人に聞けば、例外なく「あのヒトはす
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