29日(日本時間30日)、FIG世界体操競技選手権の女子個人総合決勝が英国・グラスゴーで行われた。日本は村上茉愛(日本体育大)が4種目合計57.132点で6位に入賞し、寺本明日香(中京大)が56.131点で9位だった。優勝はシモーネ・バイルズ(米国)が60.399点で2位に1点差以上の差をつける圧勝。女子では史上初となる3連覇を果たした。村上は団体決勝で落下があった平均台でミスなく演技を終えると、跳馬では14.966点をマークするなど全4種目で予選よりも得点を上げた。寺本は3種目が終わった時点で5位に食い込んでいたが、最終種目の平均台でフィニッシュの着地に失敗した。メダルを狙える位置につけていただけに痛恨のミスとなった。

 

<女子個人総合決勝>

1位 シモーネ・バイルズ(米国) 60.399点

2位 ガブリエル・ダグラス(米国) 59.316点

3位 ラリサ・ヨルダケ(ルーマニア) 59.107点

6位 村上茉愛(日本体育大) 57.132点

9位 寺本明日香(中京大) 56.131点