イチロー、自己新の26試合連続安打! 松坂は今季初勝利

facebook icon twitter icon
 シアトル・マリナーズのイチローは日本時間3日、ホームのボルチモア・オリオールズ戦の第1打席でショートへの内野安打を放ち、26試合連続安打を達成した。これまでイチローは2007年に25試合連続安打をマークしたのが最高で、自己新記録となる。26試合連続安打はマリナーズにとっても球団記録。メジャーリーグ記録は1941年のジョー・ディマジオ(ヤンキース)による56試合連続。
 数々の記録の壁を越えてきたイチローらしく、あっさりと自己ベストを塗り替えた。注目の第1打席、カウント1−1から外角の変化球にうまくバットを合わせる。打球が三遊間に転がったのを見ると俊足を飛ばした。ボールを処理したショートの送球より一瞬早く、その足はファーストベースを駆け抜けた。

 WBCで苦しみ、ストレスからか胃潰瘍も患ったヒットメーカーが、復帰後は勢いが衰えない。4月16日の復帰戦でいきなりグランドスラムを打ち込んで日本プロ野球の通算安打記録に並ぶと、すぐ翌日にレコードを更新。通常は春先、エンジンのかかりが遅いが、4月の打率は3割を超えた。月が替わった5月にいたっては無安打試合がわずか1回のみ。5月7日からヒットを打ち続け、月間49安打は両リーグトップだった。この日も第3打席にレフト前へ流し打ち、5打数2安打。打率は.353と上位につけている。

 メジャー記録まではあと30試合。さらに1カ月以上も打ち続けなくてはいけない。それだけにディマジオの記録は米国で“アンタッチャブル”なものと位置づけられている。今季は既にライアン・ジマーマン(ナショナルズ)が30試合連続安打を達成しており、イチローの記録は米国でまだ大きく取り上げられるレベルではない。はたして“アンタッチャブル”な領域に日本のサムライはどこまで近づけるのか。そのバットから目が離せない。

<松坂、ようやく今季初勝利>

 ボストン・レッドソックスの松坂大輔は同日、敵地のデトロイト・タイガース戦に先発し、5回6安打1失点で今季初勝利(1勝3敗)をおさめた。右肩の疲労から開幕直後に故障者リスト入りし、5月下旬に戦列に戻った松坂だったが、復帰登板は5回4失点、次の試合も5回3失点で連敗を喫し、結果を残せていなかった。

 この日も松坂は先頭打者の四球から1点を失う苦しい立ち上がり。以後も毎回、走者を背負うピッチングだった。ただ、3回、4回は併殺でピンチを脱し、5回も無死1、2塁の場面を2つの三振で切り抜けるなど、なんとか最小失点でリリーフ陣にバトンを渡した。試合は5−1でレッドソックスが勝利した。
facebook icon twitter icon
Back to TOP TOP