第104回全国高校野球選手権大会(6日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、出場する49校の初戦のカードが決まった。開幕カードは日大三島(静岡)対国学院栃木(栃木)で、決勝は22日を予定している。なお、大会前のPCR検査で集団感染と判断された浜田(島根)、帝京五(愛媛)、有田工(佐賀)、九州学院(熊本)の4校は、隔離期間等を考慮し、大会第8日の第1~3試合に組み込む措置が取られた。
松坂大輔さんを擁した97~98年の横浜以来、史上2校目の“4冠”(明治神宮大会、春夏甲子園大会、国体)を狙う大阪桐蔭(大阪)は、大会第5日の第1試合で旭川大(北北海道)と対戦することが決まった。昨年優勝校の智弁和歌山(和歌山)は、49校中最も遅い大会第8日の第3試合に登場する。大会連覇となれば、田中将大(現・東北楽天)らが在籍した04~05年の駒大苫小牧以来、史上7校目の快挙となる。
選手宣誓は、希望した14校の主将による抽選の結果、大会第4日に登場する横浜(神奈川)の玉城陽希主将に決まった。初戦の対戦カードは以下の通り。
<第1日>
日大三島(静岡)-国学院栃木(栃木)…①
明豊(大分)-樹徳(群馬)…②
京都国際(京都)-一関学院(岩手)…③
<第2日>
八戸学院光星(青森)-創志学園(岡山)…④
愛工大名電(愛知)-星稜(石川)…⑤
鶴岡東(山形)-盈進(広島)…⑥
近江(滋賀)-鳴門(徳島)…⑦
<第3日>
海星(長崎)-日本文理(新潟)…⑧
天理(奈良)-山梨学院(山梨)…⑨
敦賀気比(福井)-高岡商(富山)…⑩
興南(沖縄)-市船橋(千葉)…⑪
<第4日>
三重(三重)-横浜(神奈川)
日大三(西東京)-聖光学院(福島)
二松学舎大付(東東京)-札幌大谷(南北海道)
県岐阜商(岐阜)-社(兵庫)
<第5日>
大阪桐蔭(大阪)-旭川大(北北海道)
聖望学園(埼玉)-能代松陽(秋田)
鹿児島実(鹿児島)-明秀日立(茨城)
<第6日>
仙台育英(宮城)-鳥取商(鳥取)
高松商(香川)-佐久長聖(長野)
明徳義塾(高知)-九州国際大付(福岡)
下関国際(山口)-富島(宮崎)
<第7日>
②の勝者-③の勝者
④の勝者-⑤の勝者
⑥の勝者-⑦の勝者
⑧の勝者-⑨の勝者
<第8日>
有田高(佐賀)-浜田(島根)
九州学院(熊本)-帝京五(愛媛)
智弁和歌山(和歌山)-①の勝者
⑩の勝者-⑪の勝者