昨年、「高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ」昇格を惜しくも逃してしまった愛媛FC U-18チーム。再度、プレミアリーグ昇格を目指すためにも今シーズン、「高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ四国」にて連覇を成し遂げたい。

 

 Jリーグからは遅れることになったが、今季から「声出し応援」が解禁となり、サポーターの士気も高まっているプリンスリーグ。私たちも若き戦士たちを熱い応援で後押ししていきたいところである。

 

 注目のプリンスリーグ2023四国は、4月8日(土)に開幕。愛媛はアウェーにて、高知中央高校と対戦。前半、攻めあぐねるものの後半、怒涛のゴールラッシュを魅せた愛媛がスコア5-0で圧勝。連覇に向けて素晴らしいスタートを飾った。

 

(PL第2節。相手<今治>ゴール前での攻防)

 しかし、4月15日(土)に行われた第2節では、FC今治U-18を相手に手痛い引き分け。試合立ち上がりのオウンゴールで相手に先制を許す中、試合終盤に渡部琉翔選手のゴールで追いつくも、その後スコアは動かずタイムアップ。試合中、両チームが接触プレーでエキサイトする場面が何度か見受けられた。もう少し冷静にプレーを進めていれば、勝利できていたようにも思われ、勿体無い試合だった。

 

 第3節は4月22日(土)に行われ、アウェーで徳島北高校と対戦。新田羽海選手や酒井真想選手のゴールで先行するも、その後追い着かれ、スコア2-2の引き分けに終わった。

 

 翌週の4月29日(土)には、大手前高松高校と対戦。試合立ち上がりに川口蒼友選手が先制点を決める。その後、前半の終盤、また試合終了間際など、良い時間帯に得点を重ね、最終スコア3-0で愛媛が快勝した。

 

 “今季、ホームでの初勝利。ここから波に乗っていきたい”という思いで迎えた5月6日(土)の第5節だったが、「またもや」という結果。試合は四国学院大学香川西高校を相手に先行されつつ、終盤に逆転するもアディショナルタイムに追い着かれるというシーソーゲーム。最終スコア3-3という悔しい引き分けであった。

 

 プリンスリーグ2023四国の第5節を終え、愛媛FC U-18は2勝0敗3引き分け。リーグ戦(10チーム中)3位という戦績だ。下位チームとの引き分けが多く、思わぬ苦戦を強いられている。

 

 5月13日(土)からは、プリンスリーグと平行して「第47回 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会」の四国大会が開幕。出場クラブは愛媛FC U-18、カマタマーレ讃岐U-18、FC今治U-18、徳島ヴォルティスユースの4チーム。この4チームが総当たり戦を行い、優勝チームのみが全国大会への切符を手にする。

 

 第1節、愛媛は讃岐と対戦。前半、二宮颯選手のゴールで愛媛が先制。後半にも吉見夏樹選手の追加点で相手を突き放す。ところが終盤にPKなどで同点まで追い着かれ、試合終了。悔いが残る引き分け試合であった。

 

(CY第2節。劇的逆転勝利後の歓喜のラインダンス)

 第2節は5月20日(土)に行われ、今治と対戦。試合序盤、相手に先制を許すも、試合終盤に青木壱清選手のゴールで追い着く。そして、アディショナルタイムに新田選手の逆転弾が飛び出し、劇的な勝利! 試合終了後、詰め掛けたサポーターたちと一緒に選手たちが歓喜のラインダンスで喜びを分かち合った。

 

 5月27日(土)に行われた第3節(最終戦)では、アウェーの地で徳島と対戦。前半、相手に先制点を奪われるが、後半、酒井選手のゴールで愛媛が追い着くという大接戦の展開。しかし、その後、逆転ゴールは奪えず、試合終了。最終スコア1-1で引き分け。この結果、徳島が2勝1引き分け(勝ち点7)で優勝。愛媛は1勝2引き分け(勝ち点5)で残念ながら準優勝に終わった。

 

 シーズン序盤にして複数名のケガ人が出ていることも影響し、これまで思うような結果を出せていない愛媛FC U-18。それでも夏場に向けて、若き戦士たちは私たちの想像を超えるような、驚きの成長振りを見せてくれる筈だ。そして、ピッチ上でサポーターや支援者、ご家族の声援に応えてくれるようなプレーを魅せてくれると思うので是非、これからのアカデミー・チームの戦いにも注目していただきたい。

 

<松本 晋司(まつもと しんじ)プロフィール>

1967年5月14日、愛媛県松山市出身。愛媛FCサポーターズクラブ「Laranja Torcida(ラランジャ・トルシーダ)」代表。2000年2月6日発足の初代愛媛FCサポーター組織創設メンバーであり、愛媛FCサポーターズクラブ「ARANCINO(アランチーノ)」元代表。愛媛FC協賛スポンサー企業役員。南宇和高校サッカー部や愛媛FCユースチームの全国区での活躍から石橋智之総監督の志に共感し、愛媛FCが、四国リーグに参戦していた時期より応援・支援活動を始める。


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