3日、ラグビーの国際交流試合「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」が東京・秩父宮ラグビー場で行われ、「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(リーグワン)の東京サントリーサンゴリアスがスーパーラグビー・パシフィックのブルーズ(ニュージーランド)に7-43で敗れた。

 

 試合後、東京SGの田中澄憲監督が「公式戦ではないと言われていましたが、サンゴリアスのキャップをつける試合と考えていた。日本を代表する4つのクラブにとって重要なチャンス。準備をしてきたつもりでしたが日本ラグビーのレベルを示せなかったのは残念」と肩を落とした。リーグ戦の中断期間というタイミングでメンバー編成は難しかったかもしれないが、彼我との力の差を見せつけられたかたちとなった。

 

 前半20分間はほぼ自陣に押し込まれる展開。4分のLOサム・ダリーのトライを皮切りに、計3本のトライを許した。30分にFB松島幸太朗のトライで一矢を報いたものの、後半は4トライを与えてしまった。アタックでは速いパス回しで活路を見出したかったが無得点に終わった。