1位:安藤コーチ&キャプテン
 2位:ピッチャー小川
 3位:セカンド勝俣
(写真:画面中央の3人が皆勤賞レースのトップスリー)
 あくまで私の独断ですが、皆勤賞レースのトップスリーはこの4人です。
 どんなに球場が遠くても、平日よりも早起きしなければならないような集合時間でも、このトップスリーは休みません。とにかく毎週来る! 簡単なことではないと思います。

 先日の練習中に、安藤コーチとなにげなく参加率の話になりました。
 「最近少ないなぁ」
 「でも、今来てるメンバーはこれからも脱落しないと思いますよ」
 「結局去年と人数一緒やないか」
 
 うーん…確かに。
 昨年の5列以下のキャッチボールから、セレクションを経て部員が20名増加。今年の春からはキャッチボールの列が10列以上になることが多かったのに、最近ではまた、5列以上10列未満という状態になり始めています。

 「なんで選手が定着しないんだろうな」

 コーチの一言に、考えさせられてしまいました。
 練習場所が遠いから? 部費が高いから?
 普段は様々な環境で生活している大学生・社会人ばかり。学校の部活や企業チームではないので、全員が同じように休みなく参加するのは難しいことです。

 でも、参加率の良い選手と、全く来なくなった選手の間には、野球に対する姿勢以外に、何かチーム上の原因があるのかもしれない。
 公式戦や練習試合が続く10月下旬までは、なかなかチーム全体で話し合う機会がつくれないかもしれませんが、落ち着いたら、みんなの意見を聞いて、チームとして改善できることはしていきたい、そう思っています。

 では、皆勤賞レースワースト1の発表です!

 皆勤賞レースワースト1は、大塚監督(安藤コーチ談)!

 「一番来てないの監督やろ〜(笑)」とふざけて言っていたコーチですが…。
 許してください。試合や練習に来ることができないときでも、「大丈夫か?」「どんな感じや?」「行けなくて悪いけど、頼んだぞ〜」とこまめに連絡をくれて、すごく心配してくれています。

 以前、飯能市で練習をした時は、解説の仕事で中国地方へ行くために、12時に羽田へ行かなければならないのに、都内のご自宅から8時半集合の練習に来て、無事に始められたことを確認すると、30分足らずの滞在で羽田へ向かわれたこともありました。

 皆勤賞レースではワースト1でもチームを思う気持ちはナンバー1の監督なのでした。


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広瀬明佳(ひろせ・さやか)
福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!

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