四国・九州アイランドリーグは2008年シーズンの公式戦の全日程を発表した。開幕は既に発表の通り4月5日。阿南(徳島−愛媛)、春日(福岡−高知)、佐世保(長崎−香川)で開催される。今季から前後期各40試合ずつの計80試合となり、前期は6月22日まで。後期は7月5日に開幕し、9月21日に全日程が終了する予定だ。

▼長崎、福岡に新入団選手
 今シーズンから長崎、福岡の九州2球団が加わったことにより、日程の組み方は大きく変わっている。昨年までは宿泊費を出さないよう、ほぼ毎日、対戦カードを入れ替え、選手たちは試合後、一度、地元に戻るスタイルをとっていた。しかし、四国〜九州間の頻繁な移動は困難なことから、週末の2連戦、3連戦を基本的に同一対戦カードとし、選手たちは遠征先で宿泊を行う形となる。

 新規参入の長崎は佐世保、長崎(ビックNスタジアム、かきどまり野球場)、平戸、島原と県内の4市5球場で公式戦を開催。福岡は北九州、春日、飯塚(筑豊緑地野球場)、小郡、大牟田の5市5球場で試合を行う。また、長崎は後期開幕戦にあたる7月5日の長崎−福岡戦を熊本県熊本市(藤崎台球場)で、福岡は4月26日の福岡−長崎戦など、計8試合を佐賀県鳥栖市で実施する。県外での公式戦は、06年8月に岡山(高知−香川)で開催以来、2年ぶり。

 前後期の優勝チームが年間王者をかけて戦うリーグチャンピオンシップは9月27〜28日、10月3〜5日に実施予定で、昨年同様、3戦先勝制で争われる。その後、BCリーグチャンピオンとの独立リーググランドチャンピオンシップは、アイランドリーグチャンピオンのホーム球場からスタートし、10月18日、19日に1、2戦を戦う。BCリーグチャンピオンのホームに場所を移しての第3戦以降は10月24日から行われる見込みだ。
 開幕直後の公式戦スケジュールは以下の通り。
 
<4月5日(土)〜6日(日)>
福岡−高知 春日公園野球場 5日=18時、6日=13時開始
長崎−香川 佐世保野球場 5日=18時、6日=13時開始
徳島−愛媛 アグリあなんスタジアム 両日とも13時開始

<4月12日(土)〜13日(日)>
香川−長崎 サーパススタジアム 両日とも18時開始
愛媛−福岡 12日=坊っちゃんスタジアム 14時、13日=今治市営球場 13時開始
高知−徳島 12日=春野球場 14時、13日=土佐山田スタジアム 14時開始

※公式戦の全日程は後日、当サイトのアイランドリーグ情報内でも更新します。

<長崎、福岡に各1選手が入団>
 
 長崎セインツは、元BCリーグ・富山の尾崎亮太内野手を獲得したと発表した。尾崎はチームの前身の佐世保ドリームスターズ時代に在籍経験がある。BCリーグでは11試合、打率.143、打点2の成績だった。
 また福岡レッドワーブラーズは、瓜野純嗣捕手を獲得した。瓜野は地元・福岡県の出身。
 入団した2選手のプロフィールは以下の通り。

長崎セインツ
<内野手>
3  尾崎亮太(おざき・りょうた) 右投右打、鹿児島工高−佐世保ドリームスターズ−富山サンダーバーズ、26歳

福岡レッドワーブラーズ
<捕手>
37 瓜野純嗣(うりの・すみつぐ) 右投右打、沖学園高−第一経済大(中退)、23歳


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