今シーズンからアイランドリーグに新規参入する福岡レッドワーブラーズは、球団独自でトライアウトを実施し、６選手を獲得した。合格者にはリーグ初年度に打点、本塁打の２冠王に輝いた元高知の山本健士内野手が含まれている。
（写真：昨年は米独立リーグでプレーした山本） 山本は高知で２年間プレーし、主砲として初年度のリーグ制覇、06年の前期優勝に貢献した。通算成績は177試合で打率.273、12本塁打、101打点。昨季は渡米し、独立リーグのトラバースシティ・ビーチバムス（ミシガン州）に在籍したが、シーズン途中でチームを離れていた。
他には陽耀勲（ソフトバンク）、陽仲寿（北海道日本ハム）の兄弟にあたる陽耀華外野手、福岡六大学で速球派投手としてドラフト候補にもなっていた金無英投手を獲得。九州産業大の主砲だった清水康広内野手など福岡にゆかりのある選手も入団する。福岡は地元選手として愛媛のエースだった浦川大輔が移籍しており、投打ともに初年度から強力なチームが完成しそうだ。
福岡レッドワーブラーズ＜投手＞
金無英（きむ・むよん） 右投右打、早鞆高−福岡経済大、22歳
＜捕手＞
富岡拓也（とみおか・たくや） 右投右打、鳥栖商高−福岡大、22歳
＜内野＞
荒川大輔（あらかわ・だいすけ） 右投右打、柳川高−東京農業大−アスピア学園−岩手21赤べこ野球軍団、27歳
山本健士（やまもと・たけし） 右投右打、川内高−日本大−高知ファイティングドッグス−トラバースシティ・ビーチバムズ、27歳
清水康広（しみず・やすひろ） 右投右打、柳ヶ浦高−九州産業大、22歳
＜外野＞
陽耀華（よう・ようか） 右投右打、福岡第一高−福岡経済大、23歳
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