12月14日、2009年度のセレクションを行いました。
 昨年はセレクションを行わなかったため、2年ぶりの開催となりました。
 我がチームの全選手数は22人ですが、実際に常時参加しているのは12〜13人で、他のチームよりも圧倒的に少ないのが現状です。今回は人数が不足しているポジションに適切な人数を補強することが最大の目標でした。

 投手は年間を通して計算できるのが1人しかいない状況です。短期決戦が年に5回ほど続くクラブチームの試合において、投手の数は勝つための必須条件です。
 今回のセレクションでは右ピッチャー1人を補強しました。計算できるピッチャーが2人に増えたので、少し改善されたかと思います。シーズン途中から入部した2人が来年どのくらい活躍してくれるのかということと、野手でピッチャーができる2人の成長に頼らざるを得ない状況は続きそうです。

 内野手は人数も多く、割と安定しているところなので、今回の補強は1人となりました。打率が4割超でチームトップだったサードの仙田が退部したため、今までほぼ固定されていたポジションの変更も考えられそうです。

 外野手は4人補強しました。捕手の泉谷が退部したため、外野の田中がキャッチャーにまわることが多くなることが予想されます。外野手は人数が少なかったので、内野の選手が外野にまわることもありました。新入部の選手がどのくらいの実力なのかまだわかりませんが、活躍してくれることを願っています。

 来年は、今年あと一歩のところで逃してしまったクラブ選手権出場が最低目標になってくると思います。
 14日のセレクションの後、「1月末の初練習の時に、成長したな、と思わせてくれるようなオフを過ごして欲しい」と大友コーチから話がありました。監督・コーチは来年にかけていると思います。選手の中にはまだ監督・コーチの思いに意識が追いついていない選手もいると思いますが、選手間の意識の差を少しでもなくし、来年はひとつの目標に向かって全員の力で頑張れたらと思っています。

 今年もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
 来年は必ず、欽ちゃ球団との試合で目の前で見せびらかされたクラブ選手権優勝旗を獲りたいと思います。


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広瀬明佳
福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!

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