IBLJは11日、2007年度シーズンの前期MVPを発表した。
香川オリーブガイナーズ 丈武
 前期成績 45試合 打率.335 本塁打9 打点34
(本塁打と打点はリーグ1位、打率はリーグ4位)

 丈武は右投右打の内野手。昨年、香川に入団した。米独立リーグ(エルマイラ・パイオニアーズ)に在籍した経験もあるスラッガーは1年目から本領を発揮。主に4番に座り、打率.278、本塁打8、打点40の成績を残し、チームの年間優勝に貢献した。
 2年目となる今季も打力がさらにアップ。5月には愛媛・中谷翼(現広島)が持っていた月間最多本塁打記録を更新する5HRを放った。「失投を逃さず打てるようになった。打つポイントを近くして、自分のタイミングで打てている」。西田真二監督もその成長を評価する。現在、打点34はリーグ1位。打率も3割を超えており、初の3冠王への期待もかかる。意外にも2年間、タイトルやMVPなどに縁がなく、今回、リーグに入って初めての賞を手にした。

 なお、丈武には14日(土)の香川−徳島戦(志度球場)の前にスポンサーの読売新聞社より賞金が贈られる。

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