12日間の激闘に幕 日本勢は金14個含む41個のメダル ~パリパラリンピック最終日~
現地時間8日、パリパラリンピックが閉幕した。最終日に行われた陸上のマラソンは、女子(視覚障がいT12)の道下美里(三井住友海上)が3時間4分23秒で4番目でフィニッシュ。3番目にゴールしたスペイン選手が失格となり、繰り上げで2大会連続のメダルを獲得した。金メダルには2時間48分36秒の世界記録をマークしたファティマ・エザフラ・イドリシ(モロッコ)が輝いた。男子(車いすT54)は鈴木朋樹が2位のジン・ファ(中国)とは4秒差の1時間31分23秒で3位に入り、同種目自身初、日本勢としては4大会ぶりのメダルを手にした。金メダルは世界記録保持者のマルセル・フグ(スイス)。1時間27分39秒で同種目3連覇を達成した。今大会日本勢は前回の東京大会を上回る14個の金メダルを獲得(東京は13個)。メダルの総数は41個(金14、銀10、銅17)で、夏季大会では4位タイの記録となった。