5月18日(金)
 パチェコ、8回を4安打無失点(高知2勝1敗1分、土佐山田スタジアム、332人)
香川オリーブガイナーズ   0 = 000000000
高知ファイティングドッグス 10 = 00700030× 
勝利投手 パチェコ(2勝0敗)
敗戦投手 塚本(2勝1敗)

▼東京ヤクルト・伊藤、2軍で初勝利
 今季最多の20安打11得点(徳島1勝3敗、蔵本運動公園、335人)
愛媛マンダリンパイレーツ 11 = 000213050
徳島インディゴソックス    1 = 000010000
勝利投手 近平(3勝1敗)
敗戦投手 渡邊(3勝3敗)

<順位表> 勝   負   分   勝率   差       
 香川  12   6   4  .667
2 高知  13   8   2  .619  0.5  
3 徳島   8   12   2  .400  4.5  
4 愛媛   7   14   2  .333  1.5  

<東京ヤクルト・伊藤、イースタン初勝利>

 18日に戸田球場で行われたイースタンリーグの東京ヤクルト−東北楽天戦でヤクルトの伊藤秀範投手(元香川)が初勝利をあげた。2軍の公式戦で白星をあげたのはアイランドリーグ出身では福岡ソフトバンクの西山道隆投手(06年に2勝)に続き2人目。

 伊藤は0−1と1点ビハインドで迎えた6回、2死満塁のピンチで先発の西崎聡をリリーフ。「(リリーフは久々だったので)少し感触が違った」と振り返った伊藤は8番・井野卓に対して、いきなりカウントを0−3にしてしまう。しかし、冷静に1ストライクをとると井野をサードゴロに打ち取って勝ち越しを阻む。

 直後の6回裏、ヤクルトは大原秉秀の2点タイムリーで逆転に成功。さらに1点を加えて、9番・伊藤が打席に入る。
「打ったのは真っすぐです。甘いと思って思い切って振りました。高校時代は4番も打っていましたし、バッティングは好きです」
 伊藤は楽天の先発・インチェの高めのストレートをはじき返すと、センターオーバーのタイムリー2ベース。本人曰く駒場学園高校時代以来、6年ぶりとなるヒットが飛び出し、5−1とリードを広げた。

「久々に調子が良かった。(これまでの登板で)変化球を投げるときに腕がゆるんでいたので、そこは気をつけました」と語る伊藤は変化球が要所要所で決まり、楽天打線に得点を許さない。
 結局、8回には三者三振を奪う内容で最後まで投げきり、初勝利の瞬間をマウンドで迎えた。投球内容は3回3分の1を投げて、被安打2、奪三振5の無失点だった。

「ウィニングショットの精度を上げないとプロでは勝てない」と現状の課題をあげた右腕だが、イースタン5試合目の登板でようやく合格点の与えられるピッチングができたようだ。1軍は7連敗中で最下位に沈んでおり、ファームから若手の台頭が望まれている。1軍復帰に向け、次回登板で続けて結果を出すことが求められる。

<5月19日(土)の予定> 
マドンナスタジアム   愛媛(梶本)−高知(ソリアーノ) 13時
女性入場無料
太陽石油シリーズ
スウェットパーカー、ロデオボーイが当たる抽選会
坊っちゃんスタジアム 愛媛(浦川)−高知(山隈) 18時

蔵本運動公園      徳島(益田)−香川(天野) 17時
・野田ハニー食品工業株式会社より各種ジャムを先着72名様にプレゼント
・3回終了後に選手がスタンドへキャンディーの投げ込み

太陽石油はアイランドリーグのオフィシャルスポンサーです[/color][/size]