侍ジャパン、韓国に勝利 ~WBSC世界野球プレミア12~
WBSC世界野球プレミア12のオープニングラウンド・グループBの日本代表(侍ジャパン)対韓国代表戦が15日、台北ドームで行なわれ、6対3で侍ジャパンが勝利した。
大勢が3人でピシャリ(台北D)
韓国代表
3=010|110|000
6=020|020|20X
日本代表
勝利投手 隅田(1勝)
敗戦投手 クァク(1敗)
セーブ 1S
本塁打 (韓)パク・ドンウォン1号ソロ
(日)森下1号2ラン
侍ジャパンは先発に髙橋宏斗を、韓国はチェ・スンヨンを起用した。1回表、髙橋はスコアリングポジションにランナーを背負うが、5番のナ・スンヨプを空振り三振に切ってとり、初回を無失点に抑えた。
2回裏、侍ジャパンは反撃に出た。4番・森下翔太、5番・栗原陵矢の連続ヒット、7番・清宮幸太郎の進塁打などで二死二三塁。8番・紅林弘太郎が三遊間を破り、森下、栗原が生還し、侍ジャパンがスコアを2対1とした。
4回表、髙橋は韓国のパク・ドンウォンにソロホームランを許し、スコアは振り出しに戻った。そして、5回表、ピッチャーを髙橋から隅田知一郎に代えたものの、セカンドランナーのシン・ミンジェに三盗を許すなどピンチを迎えた。ここで韓国は5番のナ・スンヨプに代打を送り、ユン・ドンヒを打席に送る。ユンにセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットを許し、2対3とされた。
しかし、侍ジャパンが意地を見せた。5回裏、二死満塁で牧秀悟がセンター前に運び4対3と逆転に成功。さらに7回裏、森下がランナーを置いた状況で、左中間へ放り込み6対3と勝負を決定づけた。
8回表は藤平尚真が、9回表は大勢が無失点で抑え、侍ジャパンが6対3で韓国に勝利した。
(文/大木雄貴)